東京都墨田区で発見したのは、住宅の前にある極端に短すぎるガードレール。20mほど離れた同じ道路沿いには、支柱しかないガードレールがあった。近くの文具店店主によると、40年以上前からこの状態だという。店主はかつて支柱の隣に電柱があり、ガードレールを伸ばすことができなかったのではないかと推測した。当時のことを知る墨田区の担当者に話を聞くと、ガードレールが伸ばせないのは消火栓があるからだった。車が通るギリギリにガードレールを設置するとかなりの予算がかかるため、支柱同士を合わせ最低限の安全を確保したという。一方住宅の前に設置された短すぎるガードレールは、違法駐車を防ぐために少しだけでも残してあるという。
