31歳の炎鵬は首のけがで7場所連続で休場し、番付は序ノ口まで落ちた。夏場所で3年ぶりに十両の土俵に臨む。場所前、炎鵬は自分の体と向き合っていた。首のしびれなどの症状は落ち着いているが、今も痛みが残っている。炎鵬が相撲を始めたのは5歳の時。小柄ながら真っ向勝負を貫いてきた。初めて幕内に上がった時も、真っ向勝負で戦いたいと語っていた。そのスタイルが体に負担となり、3年前に首の状態が悪化して入院。医師からもう相撲はできないと言われた。退院して間もなくリハビリを開始。7場所連続の休場を経て、本場所の土俵に帰ってきた。復帰への道のりを支えたのは、故郷の子供たち。応援を力に変えて、関取として3年ぶりの土俵に上がる。
