渡渉アローズから中継。取り引き開始直後からほぼ全面安となった東京市場だが、相場を押し下げたのはアメリカの株安。アメリカでテスラなどの決算内容が市場予想を下回り、ハイテク関連の株価が軒並み崩れた流れから東京市場でも売りが広がった。もう1つの要因はこのところ進む円高で、輸出企業の業績悪化への懸念。きょうの円相場は1ドル=152円台と2か月ぶりの円高ドル安水準となっており、日銀が来週金融政策を決める会合で利上げに踏み切る可能性が意識され、円を買い戻す動きが加速している。午前の終値・円安相場の値を伝えた。