先週末、一時、1ドル159円台まで下落した円相場は一転、急激に円高が進んでいる。昨日午前には1ドル153円台まで上昇した。市場では日米の政府当局がレートチェックを行ったのではないかとの観測が広がった。片山財務相は「緊張感を持って市場の状況を注視している。日米間では、昨年結んだ覚書があるので、そういうことで沿って対応している」と述べた。また急激な円高の影響で東京株式市場では輸出関連株を中心にほぼ全面安の展開となった。外為ドットこむ総研の中村勉氏は「アメリカの財務省までもが強調して介入してきた事実というのが非常に大きい。もしかしたらこれが一つトレンドを変える要因になるかもしれない」と述べた。市場関係者は「しばらくは介入を意識しながらの荒い値動きになるのでは」と見ている。
