大相撲夏場所で初優勝を果たした石川県出身の大の里関が金沢市内にある避難所を訪問し、能登半島地震の被災者たちを励ました。大の里関は二所ノ関親方とともに、避難所となっている「いしかわ総合スポーツセンター」を訪問。避難生活を続けている人たちを前に、先場所の応援に対する感謝の言葉を述べた。そして、一緒に写真を撮ったり、握手をしたりするなど交流した。避難している人は「うれしかったわ。大変元気もらいました」「最高に幸せや」、石川県津幡町出身の大の里関は「まだこうして避難している人もいるんだなと思いましたし、自分の等身大のパネルとか新聞の切り抜きとか貼っているのを見て、たくさん応援してくれたんだと感謝しかないです」と話していた。避難している人たちを励まし交流を図る中で、大の里関自身も元気をもらった様子だった。