国の天然記念物に指定されている小国町の下城の大イチョウが色づき始め、昨夜からライトアップが始まった。樹齢が1000年を超えるとされる大イチョウは高さが25m、幹周りが約12mあり、国の天然記念物に指定されている。しかし去年5月に大きな枝が折れて隣の家の倉庫に被害が出るなどした。木を管理している町は木の周りへの立ち入りを禁止し、毎年紅葉の時期に続けてきた夜間のライトアップも中止したが、今年は枝の補強をして樹木医などとも相談した上でライトアップを再開した。地元の人によると今年は先週まで暑い日が多かったためか色づきは例年に比べてやや遅いという。ライトアップは夕方5時半~夜9時半までで、来月16日まで行われる予定。