大京が公開したのは東京都内に建設中のマンション「ザライオンズ世田谷八幡山」は、エネルギー消費が実質ゼロで、環境配慮型マンションとして最上級ランクを意味する「ZEH−M」の基準を日本で初めて満たしている。ガスを使って発電するエネファームや断熱性の高い窓を採用して省エネ性を高めた他、屋根に太陽光パネルを約500枚設置している。これにより光熱費が年間でおよそ16万円削減できるとしている。来年9月から入居開始予定。日本総研チーフスペシャリスト・村上芽は「気候変動の原因になる温室効果ガスは電気を消費する側に計上した場合全体の約3分の1が住宅やオフィスビル商業施設といった建築物から出ている。新築する時点でどれだけ脱炭素に貢献できるかが重要になる」とコメント。