「道の駅」が誕生したのは1993年で今年で30年。道の駅は国土交通省に申請・登録されることで名乗ることができる。誕生のきっかけは「鉄道のように道路にもトイレがある駅があってもいいのでは」との提案。30年前は全国に103駅だったが現在は1204駅にまで。年間利用者は2億人以上。年間売り上げは約2500億円。30年前は旅の途中で通過する道沿いの休憩施設が主な役割だったが、約10年前から地元の食材が味わえるなど旅の目的地に変化し、現在は観光の拠点や防災拠点など。地図情報会社が14万超のファンの訪問履歴からランキングを作成。3位:福井 南えちぜん山海里。一般道・高速道路から行けるアクセスの良さが魅力。広々としたキッズルームも備えられている。夜にはイルミネーションも点灯して違った表情を楽しめる。2位:福岡 おおとう桜街道。トイレが魅力で癒やしを追求した「癒やしトイレ」は建設費1億円。中にはクリスタルのピアノがあって装飾は個室ごとに異なる。1位:石川 内灘サンセットパーク。夕日が最大の見所で絶景を見に沢山の方が足を運んでいる。問題:最も少ない東京都に道の駅はいくつある?(最多の北海道は127駅)。答え:1駅。東京唯一の道の駅の八王子滝山。農産物直売所には地元で育てられた野菜や果物など新鮮な食材が並んでいた。都内に1つしかない道の駅だが道の駅として申請を出すには条件を満たす必要がある。例えば24時間無料の駐車場・トイレがあること、道路情報・観光情報を出していることなど。つまり広い土地の確保と整備の難しさがある。藤井アナは「これからどんな道の駅が出てくるか楽しみにしたい」等とコメント。