トイレなどの水回り製品のリーディングカンパニーTOTO。その歩みを紹介する。トイレから生活文化を工場させる。1917年、TOTOの前身である東洋陶器が北九州市で創立した。社長の大倉和親は、健康で文化的な生活を提供したいという思いがあり、水洗便器を製造。食器の製造にも目をつけた。水栓便器の需要が増えるのを待った。1960年代、都市の近代化が進み業績が急成長した。水栓便器は爆発的に広がった。1980年にウォシュレットを発売。日本人の生活様式は一変。トイレ環境は清潔快適に変化した。新たな機能をもつ機種を発売。健康に寄り添うトイレだという。便の様子から健康状態の一端を知ることができるという。連携したスマートフォンに便の分析結果が表示される。便をスキャンするセンサーが起動する。落下中の便にLEDの光を当てその反射をセンサーが受け取り自動で計測する。便の量は落下する時間で判定。便の色は明るさで判断。週や月単位でグラフ化する。健康情報も提供する。トイレを使うだけで生活習慣につながる。