昨日、明治は、一部の瓶入り牛乳の販売を終了することを発表した。また、森永乳業や小岩井乳業も、瓶入り飲料の販売を終了している。販売終了の理由は、需要低迷や製造量の減少などが挙げられている。農林水産省によると、500ml未満の瓶入り牛乳は、2013年から2023年の間に約3分の1にまで減少しており、給食で瓶入り牛乳が提供されているのは13道県のみだという。ただ、大塚製薬のオロナミンCは、瓶の茶色がビタミンの品質を保持していることやブランド価値から、瓶を継続していくとしている。また、瓶入りラムネの海外需要が高まり、10年で3倍にまで増え、約9割は海外への輸出用だという。しかし、瓶・ビー玉などが資材不足で、供給が追いつかないため、新規の海外案件を断ることもあるという。猪子さんは「瓶ならではの良さもありますし、再利用すれば環境に良いことですが、そのために必要なコストも踏まえ時代に合った容器のあり方を見直す必要がありそうです」などと話した。