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「大宜味区(沖縄)」 のテレビ露出情報

沖縄・大宜味村で工房「HENTONA SABANI」を営む徹平さんは日々サバニ作りに励んでいる。サバニは琉球王国で人や物資の運搬、漁船として重宝された。船体には宮崎県産の飫肥杉が使われてきた。徹平さんは元一本釣り漁師の真成さんを訪ね、サバニ作りの参考にするため船を見せてもらった。ホテルの宿泊係として働いていた徹平さんは、より多くの人に良いおもてなしをしたいという思いから仕事を辞め、海外の人が旅先に求めるものを知るためカナダに渡った。その後、石垣島の旅行会社に勤めているときに帆掛けサバニに出会った。旅行会社を辞めてサバニを作っていた船大工に弟子入した。もう一つの出会いは恩納村でマリンガイドをしていた妻・有佳子さん。出会って4か月後に結婚し、徹平さんは独立し「HENTONA SABANI」を開業した。大宜味村では500年続く「塩屋湾のウンガミ」の日を迎えた。豊漁豊作と地域の安全を祈願する。徹平さんは6艘のサバニが出走して速さを競う御願に参加した。現在、サバニ工房には3艘の注文が入っており1件は年内に完成させなければならない。有佳子さんにも手伝ってもらいながら作業を進めた。徹平さん一家が暮らす大宜味集落は隣の大兼久集落との合同豊年祭の日を迎えた。6年ぶりの開催で、徹平さんが来てからは初めてだった。

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