日本から1万2000km以上離れたカリブ海にある島国ジャマイカ。今、この国の伝統料理、ジャークチキンが日本で注目されている。都心を中心に専門店が次々とオープンし大手牛丼チェーンもメニューに加えるなど、人気が広がっている牛丼チェーン松屋が今日発表した新メニュー。チキンをジューシーに焼き上げたジャークチキンで本場ジャマイカの味を再現した。独特な風味が特徴でシナモン、クローブ、ナツメグなどの風味を持つスパイスを使用。メニューの開発にはジャマイカ大使館が協力している。松屋は以前、タイ料理などスパイシーなメニューを期間限定で販売売れ行きが好調だったことからスパイスを使った料理の本格的な販売に踏み切った。今年3月にオープンした品川区の「JERK BASARA」では肉に野菜のピューレやクミンやシナモンなど独自に調合したスパイスを練り込む。連日の猛暑の中でも、スパイシーな味を求め多くの客が訪れている。ぐるなびの調査によるとジャークチキンを取り扱う店はこの1年でおよそ1.2倍に増え、現在50店舗以上ある。
住所: 東京都品川区大崎3-6-17 ニュー大崎ビル
