企業や施設がヤギをペットとして飼うのには理由があるという。東京農工大学の甲田准教授はヤギが草を食べているときは、外敵がなく安心している時で、人もその様子を見ていると安心感を覚えると指摘。家畜としてのヤギの飼育頭数は年々増えている。農林水産省が去年公表した資料によると、2013年におよそ2万頭だったのが2020年以降は3万頭を超えている。近年獣害対策にも期待されている。地域の家畜保健衛生所への届け出が必要などの注意点もあるという。最近の紙はインクが乗りやすいように薬品が使われているケースもあるため、ヤギには与えないで欲しいとのこと。