世界遺産・石見銀山のお膝元で古い町並みが守られてきた。歴史の街での新たな取り組み「保育園留学」。小さな留学生が次々と訪れている。東京から来た夏帆ちゃん。父が居られるのは仕事の都合上、5日間だけ。すぐに帰る朝がやってきた。夏帆ちゃんは方言が自然に口をつくほど、この土地に慣れ始めている。ハードルはあるが、この地で過ごす家族での時間はかけがえのないもの。そしてあっという間の2週間、夏帆ちゃんの保育園留学最終日を迎えた。機関に定めのある保育園留学は環境に慣れ親しんだ頃にお別れがくる。辛い別れを経験することで一つ心が成長するのも保育園留学の成果の一つ。