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「大橋光吉」 のテレビ露出情報

東京インキは紙の印刷で使われるインキの他、プラスチック製品を均一に色付けできるマスターバッチを製造している。着色剤のポイントになるが顔料の分散技術。顔料を樹脂の中に均一に行き渡らせないと、作る着色剤に色ムラや品質のばらつきが生じてしまう。そもそも顔料は集まってダマになりやすい性質があって、色によって粒子の大きさや形も異なる。そのため分散させることが難しく、そのまま使うと品質の良いマスターバッチにはならない。顔料がダマにならないよう、圧力で砕きながら熱で溶かしたプラスチック樹脂の中に混ぜていく。回転速度の異なる3本のロールの隙間に材料が挟まれると強い力で引き込まれて、顔料の粒子がより細かく一定のサイズにすり潰されて樹脂全体に行き渡らせることができる。材料の特性に合わせて適切に調整する必要がある。顔料を均一に分散させたものがベースカラー。ベースカラーは色の種類が限られているため、組み合わせることで目的の色を作る。顧客が要望する色の配合を見つけ出す。ベースカラーとプラスチック樹脂、必要に応じて機能性添加剤を加えてマスターバッチを作る。ベースカラーは粒が均一なため、作る色の再現性が上がって品質も安定する。熱と圧力をかけ混ぜ合わせた後、冷やして固めて適切なサイズにカットすればマスターバッチの完成。
東京インキの前身は1916年に創立された日本油脂工業所。創業当初はインキとともに顔料の製造・販売も手がけていた。第一次世界大戦によってインキと原料の輸入が激減。国産化が急務となる中で東京インキを創立。高度経済成長期に入った1950年代、新規事業に取り組み始めた。きっかけは石油化学工業の発展によるプラスチックの国産化。プラスチック製品に色を付けたいというニーズに答えてマスターバッチの生産を始めた。インキ製造の分散技術を転用した。

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