今回は大河ドラマ「光る君へ」とのコラボSP。短歌が毎分のようにSNSに投稿され、2000部売れればヒットとされるなかで1万部を超える歌集も発売されている。短歌は31音の自己表現ツールとも称される。古代日本、歌垣という催事が行われ、集まった男女は食事や歌を掛け合ったりしていたといい、短歌の始まりとされる(諸説あり)。万葉集には4500の歌が収められ、素朴で率直な感動を表現している。平安時代、都では恋愛の歌が多く誕生。歌の送り合いから、男女の交際へ発展したとも。同時期、歌のルールも確立されたという。明治時代に入ると、正岡子規は生活するなかで見たままの情景を詠み、昭和では俵万智が「いいね」のような口語体を取り入れた。SNSが普及した現代、短歌の数は爆発的に増加。俵万智は「短歌にはプロ、アマチュアの境目がない」と話す。会社員の経歴を持つ岡本真帆さんの歌はずぼらで不器用な人々を全肯定する明るさが込められているという。
現代の短歌にはリアルな負の感情も収められている。歌人の岡野大嗣氏は「短歌を作ることは自分自身の内側と向き合うこと、癒やされたり、励まされたり、あるいは驚いたり、そういうことが短歌を作ることの醍醐味」などと語った。また、SNSの「いいね!」に左右されず、自らにとって大事な思いを考えることが大事だという。塩野瑛久は出演ドラマ「光る君へ」を告知した。
現代の短歌にはリアルな負の感情も収められている。歌人の岡野大嗣氏は「短歌を作ることは自分自身の内側と向き合うこと、癒やされたり、励まされたり、あるいは驚いたり、そういうことが短歌を作ることの醍醐味」などと語った。また、SNSの「いいね!」に左右されず、自らにとって大事な思いを考えることが大事だという。塩野瑛久は出演ドラマ「光る君へ」を告知した。