9月8日、大津市民会館には「光る君へ」のファンが集まった。「光る君へ」に出演する吉高由里子さん、見上愛さんは客席から壇上へ。制作スタッフを交えてのトークショーがスタート。大河ドラマ出演に関して吉高さんは「一生に一度のこと」と貴重な経験をしていると語り、制作スタッフの中島さんは見上愛さんに関して「明るく聡明な感じ」という印象を抱いたと語った。物語のクライマックスの一つである「源氏物語」誕生はドラマ開始から8カ月、吉高さん演じるまひろは宮中におもむくが、この時の衣装は非常に重いものだったという。ただこれは宮中に仕える女性の正装にあたるものだという。一方見上愛さんの演じる彰子は軽い衣装だという。またまひろに紙が降り注ぐ演出はディレクターの中島さんがずっと温めていたもので、源氏物語には紫式部の知識などが詰め込まれており、そんな簡単には作れないと感じ、知識などが昇華するイメージなのだと語った。また物語の中でまひろが書を書くシーンがあるが、非常に苦手で、初期の頃は非常に汚い字だったと吉高さんは語った。また見上さんは彰子を演じるうえで感情を抑えることを意識したという。まひろと出会い少しずつ感情を表に出せるようになった彰子、その変化は吉高さんにとっても大きな手応えになっているという。