大津市では保育士不足などを理由に待機児童が2年連続で全国最多となっている一方、幼稚園では定員割れが続いていて、市は幼稚園教諭と保育士を園児の人数にあわせて柔軟に配置できるよう今年度から「教育保育職」に統一した。これに伴い幼稚園教諭の給与を保育士と同水準まで引き下げる条例案を市議会に提出したが、市民や教職員組合から反対の声が相次いだことなどを背景に、ことし3月の市議会では採決は見送られ、異例の継続審査となった。きょうは市議会の総務常任委員会で条例案の採決が行われたが、賛成少数で条例案は否決された。大津市教職員組合・松崎有純書記長は「議会で慎重に判断していただけたことは本当に感謝している」などとコメントした。条例案は今月18日に開かれる本会議で最終的な採決が行われる予定。
