沖縄の米軍普天間基地の名護市辺野古への移設を巡り、国は8月以降、軟弱地盤のある大浦湾側で新たな護岸の整備に着手することにしている。1日午後には護岸を造るのに必要なくいの打ち込みを行うクレーン船が現場海域に到着し、早ければ4日にも試し打ちが行われることが政府関係者への取材で分かった。沖縄県は工事の着手予定日が一方的に示されたことは遺憾だとして、協議が整うまで工事に着手しないよう求めている。
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