秋田・大潟村は国のコメ政策に翻弄され続けてきた。戦後の食糧難でコメを作るためにつくられた村だったが、入植開始から3年でコメを作るなと転換。過剰米が問題になり、政府は減反政策にかじを切った。村の農家は分裂して激しく対立。減反政策に従わない農家はヤミ米と蔑まれた。減反政策は2018年に廃止されたが、今も実質的な減反が続いている。
小規模な農地が多い山間の地域はさらに厳しい状況。新潟・上越市の農家は、コメの価格が上がっても生産者の利益につながらないと話した。集落では稲作以外に従事する農家が多い。経営の多角化を図っているが、農業資材の高騰が悩み。全国の農家が東京に集結してデモを行い、村の再生を訴えた。今は次世代の担い手確保に力を入れている。
小規模な農地が多い山間の地域はさらに厳しい状況。新潟・上越市の農家は、コメの価格が上がっても生産者の利益につながらないと話した。集落では稲作以外に従事する農家が多い。経営の多角化を図っているが、農業資材の高騰が悩み。全国の農家が東京に集結してデモを行い、村の再生を訴えた。今は次世代の担い手確保に力を入れている。