先週金曜日には堅調な米国の雇用統計を受けて円売りドル買いが進み、円相場は一時158円80銭台とおよそ半年ぶりの安値水準をつけた。円安で海外への留学費用が上昇する中、利用者が今、増えているのが日本に住む外国人の家にホームステイする“まちなか留学”。学生に学ぶ機会を提供するため企業も後押ししている。日本に住む外国人の家にホームステイするもので料金は1泊1万8700円から。他にも4日間コースや7日間コースなどがある。円安により、留学に必要な費用は上昇している。米国の場合、1か月の費用は2017年は当時の為替レートで、およそ30万円だったが去年は1.8倍の、およそ53万円。その他の地域も軒並み上がっている。「まちなか留学」を運営するハローワールドの担当者・兒玉さんは、来年度は1万人を目指すとしている。