佐賀県・大町町で「日本レスキュー協会 佐賀県支部MOREWAN」のイベントが行われ大町町は度々水害に見回られている。2019年8月線状降水帯が原因で行った佐賀豪雨では1時間に100ミリ以上の記録的な大雨で佐賀県内では3人が亡くなった他、一時3000人近い人が避難を余儀なくされた。大町町では1mを超える浸水で救助要請が続出し、工場の油も流出し人外な被害をもたらした。そのご2年後には1週間に渡って大雨が振り再び街の広い範囲で浸水している。イベントでは当時を振り返り何が一番大変だったかを話し合っている。街から水が引くまでの間に住民達はつらい生活を強いられ今回のイベントはこうした体験を元に企画されている。この日は親子でキャンプの体験をし避難生活で役立つすべを学んでいる。子供達が初めての体験で盛り上がったのは火おこしだった。アウトドアインストラクターの羽白卓馬は「楽しめば自分の事そして家族が守れる」「自助を出来れば互助になり、共助にもなる」などと話している。