2024年3月24日放送 10:05 - 10:50 NHK総合

明日をまもるナビ
選 特別編(103)チャレンジ!BOSAIアクション 第六弾

出演者
塚原愛 矢守克也 
(オープニング)
オープニング

いつか起こる災害に備え子供と大人が一緒にできるユニークな取り組み親子で楽しくキャンプ体験や避難生活で役に立つ技術なども紹介する。小学生がハザードマップを元に実際にあるいて調べた子供ならではの地点の防災アプリを開発。我らのキッズ団が防災オリエンテーリング「ミッションX」に参加し、子供達がゲーム感覚で災害時に役立つ知識を学ぶという。オープニング映像が流れた。

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ハザードマップ
オープニングトーク

今日の明日をまもるナビは特別編で防災力の向上に向けてアクションするヒントを伝える「BOSAIアクション」についてスタジオトーク。BOSAIキッズ団のまーちゃんとおーちゃんは福島県から駆けつけHIMAWARIちゃんねるではご両親と一緒に動画を作成しているクリエーターで動画投稿サイトで大人気だという。鈴木楽は今回は1人でスタジオに来ているが、いつもは姉と一緒に参加している。ヤモリを飼ってると聞いたんですが元気ですか?お名前はあるんですか?の質問に対し、まーちゃんとおーちゃんは「元気です」「名前はアベルって言います」などと話している。

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HIMAWARIちゃんねるヤモリ京都大学福島県
チャレンジ!BOSAIアクション
わが町の防災を考えよう

今日のテーマは「被災体験を受け継ごう」「子供の視点を生かそう」「街の弱点を知ろう」で自分の街の特徴を知って防災の事を勉強する。立て続けに水害にあった佐賀県の大町町の取り組みも紹介するという。

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大町町(佐賀)明日をまもるナビ ホームページ
災害時に役立つ 親子キャンプ体験

佐賀県・大町町で「日本レスキュー協会 佐賀県支部MOREWAN」のイベントが行われ大町町は度々水害に見回られている。2019年8月線状降水帯が原因で行った佐賀豪雨では1時間に100ミリ以上の記録的な大雨で佐賀県内では3人が亡くなった他、一時3000人近い人が避難を余儀なくされた。大町町では1mを超える浸水で救助要請が続出し、工場の油も流出し人外な被害をもたらした。そのご2年後には1週間に渡って大雨が振り再び街の広い範囲で浸水している。イベントでは当時を振り返り何が一番大変だったかを話し合っている。街から水が引くまでの間に住民達はつらい生活を強いられ今回のイベントはこうした体験を元に企画されている。この日は親子でキャンプの体験をし避難生活で役立つすべを学んでいる。子供達が初めての体験で盛り上がったのは火おこしだった。アウトドアインストラクターの羽白卓馬は「楽しめば自分の事そして家族が守れる」「自助を出来れば互助になり、共助にもなる」などと話している。

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大町町(佐賀)日本レスキュー協会
わが町の防災を考えよう/土地の特徴を知る 昔の地形を調べよう

わが町の防災を考えようについてスタジオトーク。大町町の取り組みから学んだ防災のヒントは「土地の特徴を知る」だった。ハザードマップのハザードは危ないという意味で水害や土砂崩れなど災害がどこで起きやすいか示してくれている地図だという。国土地理院のホームページに記載されている土地の成り立ちから災害リスクを知るは今の場所と土地がどういうふうに出来てきたのかも分かる地図だった。水害の時の写真で大きく曲がっているのは道路に見えるが、六角川だという。大町町の昔の地形の特徴をネットで調べると白い所は川で青い所は昔の六角川が流れていた跡と地盤が弱い所だった。クイズ「薄い緑色は何を表す?」の答えは氾濫平野で低くて平坦な土地のため河川の氾濫に注意が必要。黄色の所は自然堤防で洪水が土砂を運んで出来た土地で丘のように少し高いという。1つの地図から色んな事が分かるのは分かりましたか?の質問に対し、3人は「ハイ」と答えている。

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ハザードマップ六角川国土地理院国土地理院 ホームページ大町町(佐賀)
小学生が開発!防災アプリ ずし防くん

神奈川県逗子市の小学生が作った防災アプリ「ずし防くん」。地図をクリックするとがけ崩れや浸水箇所の危険な場所や避難場所の情報をみることができる。このアプリはことし9月1日、防災の日にリリースされた。プロジェクトに参加したのは、4年生から6年生までの18人。自ら独自取材した情報をアプリに盛り込んだ。逗子葉山高校はグラウンドについては「グラウンドが広く多くの人が避難できる。給食室で料理ができる」との情報が入っている。逗子市は津波や土砂崩れなどが想定されている。相模トラフで地震が起きた場合、逗子地区の津波想定は最大10.4m。到達時間予測は11分となっている。小坪小学校5年の北川くんと伊藤くんは、下校途中などに町の情報を集めている。道路では避難場所への誘導表示が消えているのを発見した。

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ずし防くん神奈川県立逗子葉山高等学校逗子市商工会逗子市立小坪小学校逗子市立沼間小学校逗子市立逗子小学校逗子市(神奈川)防災の日
小学生が開発!防災アプリ ずし防くん/わが町の防災を考えよう/小学生が開発の防災アプリ 実際に使ってみよう!

神奈川県逗子市から学ぶ防災のヒントは「土地の特徴に応じた対策を用意する」。実際にずし防くんを使用し対策を考えてみる。アプリでは各避難所のアイコンが2つの丸で囲まれている。内側の円はこの避難所に5分以内に行くことが出来る範囲を示している。外側の円は10分以内にいくことができる範囲を示している。青くなっている部分は津波が来る可能性のある範囲を示している。土砂災害の危険を表す地図もある。黄色は土砂災害が怒る可能性がある場所、赤は土砂で家屋が倒壊するなどの危険性がある場所を指す。矢守克也は「みんなが住んでる街でも必ずハザードマップがあるのでまずはそれを勉強しましょう」と話した。

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ずし防くん沼間小学校区コミュニティセンター逗子市立沼間小学校逗子市(神奈川)
子どもたちが歩いて学ぶ 防災オリエンテーリング

京都市立正親小学校では、「ミッションX」と呼ばれる防災オリエンテーリングが年に1回行われているとのこと。児童たちは制限時間内に学区内の11のポイントを巡り、各ポイントのミッションをクリアして学校まで戻ってくるという内容とのこと。またハンターに遭遇すると、予期せぬ災害リスクが迫っている想定で、立ち去るまでは動けないルールになっている。こども団の3人はそれぞれ児童たちのグループに混ぜてもらい、ミッションに参加する。学区内には昔ながらの木造住宅が多く、高齢化の影響で空き家が増えて倒壊のリスクが高まっており、ミッションXはこうした現状を子どもたちに肌で知ってもらいたいという思いで4年前に始まった。正親学区には現在60戸の空き家があり、住民たちが行政と相談して耐震強化などの対策を進めているとのこと。ミッションの中には、避難を渋る高齢者に避難を促すといったものもあるなど、ミッションXには保護者や地域の人など50人以上が携わっているという。ミッションXに参加した児童からは、「自分の知らなかった場所に行って避難扉とかについてよく知れた」などの声があがった。

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京都市立正親小学校京都府正親学区防災まちづくり委員会
子どもたちが歩いて学ぶ 防災オリエンテーリング/わが町の防災を考えよう

まーちゃんは、町の特徴を理解していないと避難しにくいとコメント。おーちゃんは、おばあちゃんにいろいろ言われて困ったとコメント。正親小学校の取り組みから学ぶ防災のヒントは「自分の安全を守ろう=みんなで助かろう」。災害時には他の人のことまで手が回らないかもしれないからこそ、普段は町ぐるみで協力してみんなで助かろうという雰囲気を作っていくことが大事。楽は、ずし防くんは子どもが作っているから分かりやすいとコメント。おーちゃんは、防災マップを新しく作って他の人にも伝えたいとコメント。まーちゃんは、自分の住んでいる土地の特徴を把握してどこに避難すべきか知っておくとコメント。

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ずし防くん京都市立正親小学校京都府
(エンディング)
エンディングトーク

全国の子どもたちにも活動に取り組んでほしい。子どもたちと一緒に大人も頑張ってほしい。

明日をまもるナビは、毎週日曜午前10時5分からNHK総合で放送。番組ではBOSAIアクションを起こすことを応援している。実際にアクションを起こした方々からチャレンジ報告動画を募集。寄せられた動画は番組内やホームページで紹介予定。

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明日をまもるナビ ホームページ
こわがりヒーロー

チャレンジ!BOSAIアクションでは、「こわがりヒーロー」に合わせたダンス動画を募集している。チャレンジしてくれたのは、防災アプリ「ずし防くん」を作った神奈川県逗子市の子どもたち。まずは逗子ならではの歌詞を考える。考えたのは「つなみが来るよ!」「海からはなれて」「どしゃに気をつけて」「まずはおちついて行動しよう!」。「こわがりヒーローずし編」の動画。ぜひ地元の「こわがりヒーロー」を作ってみて。

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こわがりヒーローずし防くん逗子市(神奈川)

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