- 出演者
- 塚原愛 富澤たけし(サンドウィッチマン) 伊達みきお(サンドウィッチマン)
出演者らが挨拶をした。明日で東日本大震災から13年となる。今回は課外授業。
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- 東日本大震災
オープニング映像。
気仙沼中学校がある地区は震災で360人以上が犠牲になった。中学校は避難所となり避難者数はピーク時で1200人。1時間目は”あの日”を知る時間。中学1年生だった鈴木さんは地震が発生したときには学校に居た。菅原さんは当時小学5年生、自宅は全壊しその後火災で消失した。地震発生からおよそ50分後に5mを超える津波が地区を襲った。吉田さんは港近くの工場から近所のビルへ避難し「人間の力はどうにも及ばない」などと話した。村上さんは震災当日から気仙沼中に避難し、藤原さんは娘と理科室で暮らしたという。
サンドウィッチマンは震災当時はビジネスホテルのロビーで一晩過ごしたという。
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震災から4か月後の気仙沼中を記録した映像を紹介。とりわけ不満があったのは改善されない食生活だったという。
村上さんは「この先このままなのか仮設住宅入れるのか、いろんな思いをみんな持ってた」などと話した。伝承は未来の命を守ること。東日本大震災よりも400年前に同じような津波があったという。波分神社は慶長三陸地震の際に津波が到達した場所に建てられたと伝わる。陸前高田市で津波から逃げた人はこの土地で過去に起きた津波を知っていた、防災のことを家族で話し合っていた特徴がある。災害に遭われた方が生活をどう立て直しどう復興したかを学ぶことが被災を学ぶことになる。
2時間目は中学生に避難生活を体験してもらう。ベッドについて。2011年3月11日の最低気温は-3.8℃。段ボール+毛布では寝られないという。1か月後にはマットが支給され環境が大きく改善した。4か月後には段ボール+毛布+マット+仕切りとなった。
当時の避難所でどんな物が食べられたのかを学ぶ。3月11日はなし、3月12日はビスケットが2つ、3月13日はおにぎりが半分、3月14日はいなり・おにぎり・ゼリー。しかし「お腹すいた」と口にする人はいなかったという。
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トイレについて。トイレの利用を避けることで起こる健康被害や不衛生が招く集団感染。避難所でのトイレ環境の悪化は命に関わる。プールの水をバケツリレーで水を運んだ。水を節約するためトイレットペーパーを敷くなどアイデアを出し合ったが、流した紙が原因でトイレが詰まることもあった。
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東北魂義援金は復興と被災者支援を目的に開設されこれまで宮城・岩手・福島に寄付された。サンドウィッチマンが気仙沼市に寄贈したトレーラー型のトイレは能登半島地震の被災地で活用された。鈴木さんは「3月11日を東京で過ごした時に友達に当時のことを話す機会が増えた」などと話した。安波山は気仙沼湾と市街地を一望でき発災当時はサンドウィッチマンも避難した。3・11には市民が黙とうをささげている。
東日本大震災から13年。富澤は「伝えていくことが大事」などと話した。
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