出雲大社への参拝客を運んだJR大社線、レールの幅が1067mm未満で軽便鉄道に分類された西大寺鉄道、ワンマン運転や駅の無人化など合理化で生き残りを図った下津井電鉄、100km超の長距離路線だったが本州で初めて廃止となった三江線、戦時中に兵員輸送を行った宇品線など、かつて走行していた鉄道をNHKで放送した番組の映像から紹介した。JR可部線は2003年、可部から三段峡までの区間が廃止された後、可部地域では宅地開発が進んだ。鉄道を求める声が高まり、二駅が新設されて再び列車が走ることとなった。だが、区間外は廃線となったままで、残された駅舎や車両は地域の人々によって守られている。
住所: 島根県簸川郡大社町北荒木