京都・舞鶴市にある大聖寺では手紙のお焚き上げが行われていた。手紙の封筒には切手がなく、住所も書かれていない。これらの手紙は亡くなった人に向けて書かれたものだという。大聖寺の境内には緑色のポストが設置されている。兄弟や子どもを亡くした家族がこのポストに手紙を投函するという。このポストは当初賽銭箱の代わりとして使われていたが、子どもを亡くした家族の手紙が入れられていたことがきっかけで今の役割になったという。
大聖寺を訪れた長野在住の山田長利さん一家。長男・裕聖くんが去年8月に亡くなったとのこと。裕聖くんは生まれた時の体重が840gで、保育器に入って2か月半ほど入院していたという。裕聖くんは病気がちだったが弟と仲が良く、家族はいつも4人一緒だった。10歳の時に父親の腎臓を移植すると体調も良くなったという。しかし徐々に複数の臓器に障害が出て体調が悪化。15歳でこの世を去った。お焚き上げでは山田さんが書いた手紙も炎の中にくべられた。山田さんは「今までの言えなかったことが伝わったのではないかと思ってます」などと話した。
大聖寺を訪れた長野在住の山田長利さん一家。長男・裕聖くんが去年8月に亡くなったとのこと。裕聖くんは生まれた時の体重が840gで、保育器に入って2か月半ほど入院していたという。裕聖くんは病気がちだったが弟と仲が良く、家族はいつも4人一緒だった。10歳の時に父親の腎臓を移植すると体調も良くなったという。しかし徐々に複数の臓器に障害が出て体調が悪化。15歳でこの世を去った。お焚き上げでは山田さんが書いた手紙も炎の中にくべられた。山田さんは「今までの言えなかったことが伝わったのではないかと思ってます」などと話した。
住所: 京都府京都市上京区烏丸通上立売下ル御所八幡町109