トレード期限まであと12日。大谷選手のトレードはギリギリまでわからないとMLB公式ページもコメントするなど、決着は8月まで見通せない展開。カギはワイルドカード争い。MLBシーズンは162試合のレギュラーシーズンで収めた6チームがポストシーズンに進出できる。ポストシーズンに進む6チームのうち、地区優勝した3チームは自動で進出できる。現在エンゼルスはア・リーグ西地区で3位、首位とのゲーム差は9。ワイルドカードは、ア・リーグ全体で地区優勝の3チームを抜いた勝率上位3チームがポストシーズンに進出できる枠のこと。エンゼルスはワイルドカード争いの6位。トップ3まで5ゲーム差、追いつける可能性がある。この枠での争いが大谷選手に大きく関わりそう。エンゼルス側からすると、ワイルドカード争いに残っていれば主力選手の大谷選手を手放さない。ワイルドカード争いから脱落すると、来季を見据えてトレードする。テレビ朝日のMLB担当記者は、トレードの可能性のボーダーラインはワイルドカード争い5ゲーム差だという。