大谷選手の移籍について。現地メディアによると北米スポーツ史上最高額となる総額約880億円に達する可能性があったが、1080億円に上る可能性もあると報じられた。ブルージェイズについて五十嵐亮太が解説。トロントはカナダ人なので雰囲気は穏やか。争奪戦の有力チームはエンゼルスやドジャースなど5チームがあるが、ファイナル4と呼ばれる4チームが有力とみられている。ジャイアンツとエンゼルスは今年結果が出なかったチームなので、ドジャースとブルージェイズの可能性が上がる。大谷選手は今月2日にドジャースの本拠地に行き、翌日にはジャイアンツの本拠地にいた。一昨日にはブルージェイズのキャンプ地を訪れていたと報じられている。本拠地に訪れて雰囲気や医療施設などを見ることにより、トレーニングや練習のイメージして確認する。
大谷選手の代理人はネズ・バレロ氏だが、その役割は基本的に年俸について。大谷選手の場合は年俸プラスインセンティブで、二刀流のため来年のDH以降に復帰した場合、どれほどインセンティブが積まれるかなどを交渉する。また、選手によってはマイナーに落とされない契約もあり、トレードを拒否する権利もある。大谷選手の要望に関しては、二刀流で続けることが絶対条件だとみられる。発表のタイミングは決まってからで、大谷選手の場合はケガした場合の対応や危険な遊びをしてはいけないなど細かい契約が入ってくる。ウィンターミーティングは最終日になり、明日にも発表の可能性がある。