メジャーリーグ・オールスターゲームに、ナリーグの2番・指名打者でスタメン出場した大谷翔平(30)。これまでのオールスターゲームで、大谷翔平は6打席・1安打の成績でホームランもなかった。きのうのオールスターゲーム中、ピンマイクをつけて守っていたヤンキースのジャッジ(32)は、大谷翔平について「彼は毎年、素晴らしい活躍をみせている。今年は(右肘の)手術明けなのに、打率.316、ホームラン30本くらい。すごいことだよ」と話していた。その直後、大谷翔平がジャッジの頭上を越えていくオールスター初ホームランを放った。このホームランには、ドジャースの同僚・フリーマン(34・オールスター8度選出)とグラスノー(30・オールスター初選出)も祝福。対するジャッジは、衝撃のあまり呆然。オールスターゲームでの日本人選手のホームランは、2007年にランニングホームランを放ったイチローさん以来2人目。木曜パーソナリティー・鈴木福は「日本人選手で柵越えのホームランを放つのは大谷翔平が初。完璧なホームランでした」とコメントした。大谷翔平と同じナ・リーグでオールスター初出場のカブス・今永昇太(30)は、大谷翔平のホームランについて「ホームランを打って、彼はこの場でもさらにスターになってしまうのか」と語った。