西都市で大賀ハスの花が見頃を迎え、訪れた人達を楽しませている。「大賀ハス」は1951年に千葉市のおよそ2000年前の地層で見つかった種から育てた品種で、古代ハスとして知られている。西都市では14年前に千葉市から譲り受け地元の人たちが育てていて、去年からは田んぼだった広さ4Rほどの日当たりのいい場所に植えるようにしたところ、多くの花が咲くようになった。今年も5月下旬から花が咲き始め、今、見ごろを迎えていて、100輪ほどの淡いピンク色の花が咲き、大きいものでは30センチ近くになる。きのうも訪れた人たちが花を眺めたり、写真を撮ったりして楽しんでいた。大賀ハスの花は来月中旬ごろまで楽しめそうだという。