- 出演者
- 福田光男 田中寛人 田代杏子 高瀬耕造 高鍬亮 高橋秀和 吉岡大輔 新井秀和 坂下恵理 澤田拓海 堀井優太 中村瑞季 山口紗希
この時間までの最高気温は、千葉県市原市牛久で39℃を観測。関東や東海を中心に特に気温が上がっている。西日本から東日本の多いところで、この時間までに35℃を超えているところが多くなっている。名古屋市の映像。西日本から東日本、大気の状態が不安定となるため、急な雨や雷雨に注意。
世界の核軍縮の方向性を議論するNPTの再検討会議が2年後の2026年に開かれる予定で、それに向けた第2回の準備委員会が22日からスイスのジュネーブで始まった。国際社会ではウクライナに侵攻するロシアが核の威嚇を繰り返しているうえ、中東でも核兵器を保有するとされるイスラエルや開発が疑われるイランをめぐり緊張が続いている。初日の委員会の冒頭、国連で軍縮部門のトップを務める中満事務次長がスピーチを行い、強い危機感を示した。去年開かれた第1回の準備委員会では各国の対立から議論の内容を総括する文書を公式の記録として残すことができず来月2日まで開かれる今回の準備委員会で各国が歩み寄れるかが焦点。日本からは長崎市の鈴木市長や広島市の松井市長も参加して、核兵器の非人道性を改めて訴え、核軍縮に向けた機運を高めたい考え。
「反核平和の火リレー」は核兵器の廃絶を願って長崎県内の労働組合などで作る実行員会が毎年8月9日の長崎原爆の日を前に行っているもので今回で40回目になる。きょうはリレーの出発を前に長崎市の平和公園で集会が開かれた。この後参加した人たちは長崎で原爆が炸裂した午前11時2分に合わせ黙とうを捧げた。そして最初のランナーたちが火を灯したトーチを掲げながら長崎市の平和公園をゆっくりとスタートした。今年の「反核平和の火リレー」では400人余のランナーたちが長崎県内のおよそ400キロのコースをトーチをリレーしながら走ることになっていて、今月31日の午後長崎市の爆心地公園でゴールを迎えることになっている。
新紙幣の発行を受けて、太宰府の九州国立博物館ではお金の歴史を紹介する展示が始まった。これは、子どもたちにお金の歴史に関心を持ってもらおうと開かれたイベントだ。会場のエントランスには古代からこれまでの貨幣の変遷がパネルを使って紹介されている。また、新旧紙幣に肖像画がデザインされた九州ゆかりの人物、福沢諭吉や北里柴三郎らの功績も紹介されている。この他、1億円分の紙幣の重さを体験することができるコーナーも設けられている。この展示イベントは来月4日まで開催されている。
福岡県は障害のある人の社会参加を進めようと、障害のある人が作った作品のレプリカを企業などに有料で貸し出し、その料金の30パーセントを制作者に還元する取り組みを3年前からすすめている。この取り組みの一環として県庁では県がレンタルした15点の作品の展示会が開かれている。この内、石井悠輝雄さんの作品「想う」は空を見上げるライオンが描かれていて、ずっと絵を描き続けたいと未来を見つめる自分の姿を重ねているという。また山田恵子さんの作品「シャクナゲ畑にいるきんけい」は花畑の中にいるキンケイという鳥を豊かな色彩で描いている。県によると、今年5月現在で221点の作品が登録されていて、レンタル事業による総収入は1000万円を超えたという。この展示会は県庁1階のロビーで当面開かれている。
宮崎市中心部の若草通商店街にある宮崎大学の「まちなかキャンパス」は、普段は市民向けの公開講座などに利用されているが、毎年この時期は小中学生に自習室として開放されている。初日のきょうは午前9時半の開始前から子どもたちが次々に訪れ、夏休みの宿題にとりかかった。冷房の効いた室内には宮崎大学の学生や職員がいて、子どもたちの質問を受け解き方のヒントなどを説明していた。自習室として開放されるのはあさってまでの3日間で、午前中はすでに20人の定員が予約でいっぱいだが、午後はまだ余裕があるという。
県内はきょうも晴れて気温が上がり、西都市では午前11時半の最高気温が34.9℃とすでに猛暑日に近い暑さになっている。宮崎市のフェニックス自然動物園では飼育員たちがダチョウの体にホースで水をかけてあげるなど体調管理に気を配っている。暑さが苦手なモルモットの展示場には扇風機、そして凍らせたペットボトルも置かれ、モルモットたちは冷たいペットボトルの周りに集まってエサを食べていた。
西都市で大賀ハスの花が見頃を迎え、訪れた人達を楽しませている。「大賀ハス」は1951年に千葉市のおよそ2000年前の地層で見つかった種から育てた品種で、古代ハスとして知られている。西都市では14年前に千葉市から譲り受け地元の人たちが育てていて、去年からは田んぼだった広さ4Rほどの日当たりのいい場所に植えるようにしたところ、多くの花が咲くようになった。今年も5月下旬から花が咲き始め、今、見ごろを迎えていて、100輪ほどの淡いピンク色の花が咲き、大きいものでは30センチ近くになる。きのうも訪れた人たちが花を眺めたり、写真を撮ったりして楽しんでいた。大賀ハスの花は来月中旬ごろまで楽しめそうだという。
来月2日に始まる青森ねぶた祭を前に青森市のホテルで避難経路や防火設備の点検が行われた。市内では毎年8月の青森ねぶた祭の期間中多くの観光客が訪れることから宿泊施設の特別査察を行っている。消防が防火扉やシャッターなどを点検し、防火管理者と確認していた。消火栓のホースや誘導灯も点検。
青森県などが開発した新品種のナガイモの名将は「夢雪」になった。5年後の2029年の出荷を目指す。12年前から開発を進めてきたもので、従来の県の主力品種と比べ長さが約1割短くコンパクトに育ち、機械で収穫する際に欠けにくいという。
広島特産のカキの養殖に欠かせないカキの幼生を採取する採苗が始まった。貝殻をカキ筏におろし、海中に吊るしていく。カキの幼生は海を2週間ほど漂い、0.3ミリほどに育つと岩や貝殻などに付着し、稚貝となる。1本のワイヤーには240枚のホタテの貝殻がつけられ、この日は約12万枚の貝殻を水深約50センチにつるした。3日から1週間ほどでホタテ貝殻1枚にカキの稚貝が100~150個ほど付着し、約2年かけて養殖し出荷する。
敦賀原子力発電所2号機について原子力規制庁が今月26日に審査会合を開く。将来動く可能性はないとする事業者側の主張が認められなくなる公算が高くなっていて、原発の再稼働が認められなくなる可能性があり注目されている。原子力規制庁が定める規制基準では、活断層の上に重要な設備を設置することを認めていない。敦賀原発2号機は原子炉の真下を断層が走っているため、この断層が将来動く可能性があると再稼働できなくなる。事業者の日本原子力発電は「地層の年代を推定する新たな手法などを用いて将来動く可能性はない」としているが、審査を行う原子力規制庁は科学的根拠が乏しいなどと指摘している。次回の審査会合は今月26日に行われる。原子力規制委員会の委員長は今月中に結論が出るとの見通しを示している。
カスタマーハラスメントの対策について学ぶセミナーが福井市で開かれた。このセミナーは、福井商工会議所が企画したもので県内の企業40社から約50人が参加しました。カスハラ対策に詳しい山田泰造さんが講師を務め、従業員が理不尽に怒る客に対応することで精神的な苦痛を訴え、過去10年間で全国で78人が労災認定を受け、中には自殺するケースもあったことを指摘した。警察が悪質なクレームへの対応を打ち切る、鉄道会社がきぜんとした対応をとることを掲げるなどの事例を紹介した。
聴覚に障害のある人たちが行うバスケットボール「デフバスケットボール」を知ってもらおうと、きのうに福井市で体験教室が開かれた。デフバスケットボールは聴覚障害者がアイコンタクトなどでコミュニケーションを取り合う競技。「デフバスケットボール」日本代表・丸山香織さんが講師として招かれた。最初に丸山さんから簡単な手話を教わり、競技中は口を大きく開け、体全体を使って正確に指示を伝えるよう学んだ。参加者はアイコンタクトを取りながらパスを回したりシュートを決めたりしていた。
神戸局からの映像。暑い季節に欠かせない氷の製造が行われている。天然水を1日かけて凍らせる。高さ約1メートル、重さ100キロの氷の柱。砕いて袋に入れ、かち割り氷ができる。アイスコーヒー用の氷を1日に30万杯分生産している。需要が最も多くなる夏を前に24時間フル稼働。暑いさなかに氷を食べて頂いて暑さを乗り切っていただきたいと製氷会社社長は語った。かち割り氷は関西や中国地方のコンビニエンスストアに出荷される。
北海道・大樹町生花では4人が死亡した軽乗用車と乗用車の衝突事故から1年となった。警察や自治体の関係者が黙祷を捧げ、現場ではスピードを落とすように呼びかける看板が掲示され、見通しを良くするために近くの木を伐採するなどの準備が行われた。
徳島県の藍住町は若い世代にヘルメット着用の費用を半額補助しているとして、警察は自転車ヘルメット着用推進モデルタウンに指定している。県警察本部の交通部長から高橋英夫町長に指定書が交付された。庁舎前では中学生たちがのぼりを持ってヘルメットの着用を呼びかける様子も見られる。
国土交通省によると能登半島地震により石川県では最大13万6000戸が断水し、珠洲市では下水道管の70%が被害を受けるなどしてトイレの確保が課題となった。これを受けて阿南市は南海トラフ巨大地震で約2万8000人が避難すると想定し、災害時のトイレの確保に向けて建設機材レンタル会社と協定を結んでいる。これにより市が支援を要請すれば会社側が仮設トイレやシャワーなどを提供することができる。
奈良・大和郡山市では金魚の出荷が最盛期を迎えている。養魚池には10万匹の金魚が育てられているのだという。養殖は300年前に始まったのだといい、当時は武士の副業だったという。通りには改札やテレビの形をした金魚水槽も見られ、街中が金魚に彩られている。金魚は竹すと呼ばれるすだれのようなものを使って行われるのだといい、竹すで作られた仕切りの中にエサを投入し、中に集まった金魚を一気にすくって出荷していく。2時台からも金魚にまつわる職人技を伝えていく。