2024年7月22日放送 14:05 - 14:50 NHK総合

列島ニュース

出演者
田代杏子 村上真吾 増田卓 吉岡大輔 稲塚貴一 一柳亜矢子 新井秀和 坂下恵理 大村和輝 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(福岡局 昼のニュース)
九州北部が梅雨明け

今日の九州北部は高気圧に覆われ、概ね晴れていて向こう1週間も湿った空気の影響で曇りの日もあるが、晴れる日が多くなる見込み。このため、福岡管区気象台はきょう午前11時“九州北部が梅雨明けしたとみられる”と発表した。九州北部の梅雨明けは平年より3日遅く、去年より3日早くなった。福岡県内では午前中から猛烈な暑さになっているところがあり、午前11時半までの最高気温は太宰府市で35.5℃、福岡空港で34.8℃なととなっている。この後さらに気温が上がり、日中の最高気温は飯塚市と久留米市で36℃、福岡市と北九州市八幡西区で35℃と予想されている。気象台と環境省は福岡県に熱中症警戒アラートを発表し、外出をなるべく避けるほか、冷房な適切な使用やこまめな水分補給を呼びかけている。

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博多区(福岡)岩屋海水浴場熱中症警戒アラート福岡管区気象台
福岡の世界遺産めぐるカードラリー

世界遺産「海と山のカードラリー2024」と名付けられたこのイベントは官営八幡製鉄所や宗像大社へつみやなど、世界遺産の構成資産を楽しみながら訪問してもらい文化財への関心を高めてもらおうと福岡県や関係自治体などが企画した。福岡県には明治日本の産業革命遺産と「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の2つの世界遺産がある。カードにはこれら世界遺産に関連した宗像三女神や炭坑で働く人たちや煙突などがイラストで描かれていて、その歴史などの説明文もついている。世界遺産の構成資産やガイダンス施設などを訪ねたり、体験プログラムに参加したりするともらえる仕組み。カードは全部で33種類あり、およそ6万枚用意されている。カードラリーの開催期間は10月14日までで福岡県は“楽しみながら世界遺産を巡ることで子どもたちに価値や魅力を知ってほしい”と話している。

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明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業沖ノ島神宿る島 宗像・沖ノ島と関連遺産群福岡県
宗像市 教職員の働き方改革に「トヨタ生産方式」導入へ

宗像市では1カ月の超過勤務時間の上限を45時間と定めているが、昨年度小学校でおよそ30%、中学校と義務教育学校でおよそ41%の教職員がこの上限を超えていた。宗像市は働き方改革を進めるため、トヨタ九州と連携して“徹底的にむだを排除して生産性を向上させるトヨタのノウハウ「トヨタ生産方式」を学校現場に導入することになった。宗像市によると「トヨタ生産方式」は業務改善の効果的な方法として他の業種でも取り入れられているが、学校現場に導入するのは全国で初めてだという。市ではまずは赤間西小学校をモデル校として教職員とトヨタ九州の社員が業務上の課題の洗い出しを行い、ことし9月から3カ月の間で改善策を実践していくことにしている。宗像市は“教職員が業務を見つめ直し意識や行動を変えていくことで子どもたちの教育環境の向上にもつなげたい”とコメントしている。

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トヨタ自動車九州宗像市宗像市立赤間西小学校
(新潟局 昼のニュース)
村上 三面川分流で生き物を探す催し

きのう「種川水中生物探検隊」と称して開かれた催し。小学生と保護者合わせておよそ80人が参加した。種川は三面川をさかのぼるサケを導いて安全な状態で産卵させるために人工的に作られた川。子どもたちは講師から生き物の捕まえ方を教わった後、普段入ることのできない川で水中の生き物を探した。そして魚や昆虫などを捕まえては、バケツに入れていた。川から上がると図鑑を見ながら捕まえた生き物の種類を調べたり、観察したりしていた。そして捕まえた生き物の数を確認するため、一覧表にシールを貼り付けた後、川に戻していた。

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(金沢局 昼のニュース)
七尾 墓石が倒れる被害 安全保障の作業

能登半島地震では多くの墓地で墓石が倒れるなどの被害が出たが、半年以上たった今も手つかずのままとなっている場所が多くある。石材店などで作る全国団体はこうした墓地の安全を確保しようと七尾市の寺できょうボランティア活動を行い、全国各地から集まった石材店の職人およそ10人が参加した。職人たちは墓地の通路に倒れている墓石を移動したり、今にも土台から落ちそうになっている墓石を元に戻したりして安心して墓地の中を歩けるように作業していた。このボランティア活動は輪島市や珠洲市でも行われる予定。

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穴水町 追悼のランタンを夜空に

被災した人たちを励まし復興につなげようと穴水町などが企画した催し。会場となった商店街には住民などおよそ1000人が集まった。会場では隣接する輪島市の小中学生などによる太鼓の演奏が披露された。日が暮れて辺りが暗くなると来場者たちは犠牲者の追悼や復興への願いを込めLEDを入れたおよそ400個のランタンを夜空に放った。ランタンが風に揺られながら上昇し、夜空一面に幻想的な光景が広がると訪れた人たちはカメラを向けるなどして楽しんでいた。

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穴水町(石川)
(熊本局 昼のニュース)
「熊本大空襲」パネル展

太平洋戦争末期の昭和20年7月1日と8月10日、熊本市中心部などがアメリカ軍の2度にわたる爆撃を受け、469人が犠牲になった。パネル展はこの熊本大空襲の被害を伝えて平和の尊さについて考えてもらおうと熊本市が開いていて、会場には当時の写真など16点が展示されている。この内、現在の花畑公園周辺の写真は空襲前の写真と合わせて展示されていて、工場や住宅などの建物がほとんど焼失するほど激しい爆撃だったことが分かる。また熊本市の動物園で飼育されていたゾウのエリーがエサの調達が難しくなり殺処分されたことを伝えるパネルでは飼育員たちの無念や後悔がイラストとともに紹介されている。この他、焼夷弾が投下され激しく燃え上がる建物や家を失って罹災証明書を求めて列を作る人たちを捉えた写真なども展示されている。このパネル展は熊本市の北区役所で来月2日まで開かれていて、来月5日〜16日までは会場を変えて市役所の本庁舎で開かれる。

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人吉 かやぶき屋根づくりを体験

人吉市で豪雨災害からの復興に向けてボランティア活動を続けている団体が国宝・青井阿蘇神社の境内で開き、親子らおよそ120人が参加した催し。子どもたちは阿蘇郡を拠点にかやぶきの技術を継承している職人のうえだたつおさんから指導を受けながら、縄で組み上げられた高さ3メートルほどの屋根の表面にかやを並べて竹で抑えていった。そして特殊な道具を使ってかやの長さを整えた。子どもたちが作ったかやぶき屋根は8月いっぱい境内に展示されている。

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(徳島局 昼のニュース)
阿波踊り 阿南で初の”総踊り”

阿南の夏祭りは市や市の観光協会などで作る実行委員会が毎年この時期に開いていて、今年はおとといから2日間開かれた。最終日の昨夜は会場の阿南市役所前の広場で地元の阿波踊りの5つの踊り手グループ合わせておよそ200人が合同で踊る“総踊り”が初めて行われた。踊り手たちは太鼓や三味線などで奏でるお囃子の軽快なリズムに合わせて息のあったしなやかな女踊りや力強い男踊りを披露した。最後には観客も踊り手たちに混ざって踊った。

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(鳥取局 昼のニュース)
湯梨浜町 燕趙園 世界最大のカブトムシも ふれあい昆虫展

鳥取県湯梨浜町の燕趙園で開かれたふれあい昆虫展では、世界各国に生息するカブトムシやクワガタ、チョウなど100種類以上の標本が展示されている。会場にはヘラクレスオオカブトやコーカサスオオカブトなど生きたカブトムシにさわれるエリアが設けられている。昆虫の生態に関する24問のクイズが用意されている。

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「葉っぱ切り絵」の企画展

リトさんが製作している「葉っぱ切り絵」は、木の葉を切り抜いて作られている。鳥取市のあおや和紙工房では特殊な加工をした大きさ約10cmの木の葉から作ったリトさんの作品20点が展示されている。うち今回の企画展に合わせて鳥取をイメージして作った作品は、ラクダや稲葉の白兎などが表現されている。空を背景にして葉っぱ切り絵を撮影した写真を因州和紙に印刷したオリジナルの作品を展示している。企画展は来月25日まで開かれている。

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列島このあと天気
列島LIVE 愛媛 愛南町

愛媛県愛南町の情報カメラ。

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愛南町(愛媛)
気象情報

天気予報が伝えられた。

列島リポート
彫刻家 はしもとみおさん いのちの尊さを形に

彫刻家のはしもとみおさんは、三重県いなべ市のアトリエで製作を行っている。はしもとさんが彫刻家を志したきっかけは阪神・淡路大震災だという。震災で失われた動物の命に思いを寄せるようになり、動物の彫刻を手掛けている。彫刻の材料はクスノキで、大きな木材からチェーンソーで形を切り出し、その後木槌とノミを使って細かい部分まで彫り上げていく。手掛ける彫刻の多くは等身大で、そのリアルさが魅力の1つ。神戸ゆかりの美術館では、はしもとさんの展覧会が開催された。展覧会は9月16日まで開かれている。

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日めくりカレンダー
「離島振興法」公布

昭和28年7月22日全国の離島のインフラ整備や生活環境の改善を目指す離島振興法が交付された。当時、島で暮らす人たちは毎日、水くみをしなければならず水道設置を国に求める声が高まっていた。離島振興法の対策地域に指定された島では「島に水と光を」を合言葉に水道と電気の整備が進められ昭和40年代後半までに各島に簡易水道が出来た。海底ケーブルや小型発電所が造られて電気も通り孤絶した島の暮らしから脱することができた。

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保戸島大分県屋久島離島振興法鹿児島県
東京 小石川植物園”世界最大の花”開花

平成22年のこの日、東京・文京区にある小石川植物園でインドネシア原産の世界最大の花が開花した。サトイモ科コンニャク属の植物でろうそくのしょく台のように見えることからショクダイオオコンニャクと呼ばれている。スマトラ島に自生する絶滅危惧種で、温室で種から育て16年目にようやく開花にこぎ着けた。巨大な花びらに見えるのは葉が変形したもので本当の花は軸の中にある数千個の小花。腐った臭いを出し死体を食べて暮らすシデムシのような甲虫を誘う。2日ほどで枯れてしまうので翌日の一般公開には大勢の人が押し寄せ入園券の発売が中止されるほどだった。

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シデムシショクダイオオコンニャクスマトラ島小石川植物園文京区(東京)
NHKアーカイブス

貴重映像はNHKアーカイブスからも視聴可能。

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NHKアーカイブスホームページ
列島ぶらり旅
悠久の森に抱かれて ~愛媛 松野町~

愛媛県松野町、森に囲まれた町に約3500人が暮らしている。この町の見どころが清流が岩肌を流れる滑床渓谷。遊歩道を進むとキャニオニングを楽しむ人たちの姿が。キャニオニングとは渓谷などで自然を満喫するアウトドアスポーツ。都倉アナも人生初のキャニオニングに挑戦した。滑床渓谷の水辺は子どもから大人まで楽しむことができる。しかし6年前に穏やかな風景が一変。2018年7月、西日本豪雨によって土砂崩れが発生。滑床渓谷の美しさをもう一度伝えたいと、10年以上滑床渓谷の名所を案内してきた木熊嘉一さんは、崩れた道に足を運び岩を片付け、ガイドルートを整備していった。日本の滝百選の1つ、雪輪の滝。木熊さんはこの絶景をお客さんに届けたかった。遊歩道を戻ると観光客が立ち寄る休憩所があった。管理するのは松野町出身の井上重人さん。名物は松野町産の新鮮なトマトをふんだんに使った万年荘ホットサンド。ここでしか食べられない一品。1957年に建てられた万年荘は松野町で最も古い観光施設。ここで長年観光案内をしてきた井上さんが滑床渓谷周辺の知られざる歴史を教えてくれた。江戸時代、険しい渓谷を超えて町特産の木材が宇和島へと出荷されていた。しかし、今では林業を生業にする人は少なくなった。滑床渓谷の麓に住む平崎勉さん・美恵子さん夫妻。2人は集落最後の林業従事者。70歳を超えた今も山へ出向き木を狩り出している。この森の木材は硬さが自慢。湿気も少なく色艶も上質。切った木はストーブ用の薪や住宅の建築資材として昔と変わらず人々の生活を支えている。森の国に息づく水と緑の恵みに触れた旅だった。出演者は「我々も涼しませてもらった感覚がある」等とコメント。

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トマト万年荘ホットサンド宇和島平成30年7月豪雨松野町(愛媛)滑床アウトドアセンター 万年荘滑床渓谷雪輪の滝
きょうのキニナル!
”猫たちのエサ代に”「深島ねこ図鑑」第3段 発売

大分局のねこ図鑑で島ねこの支援について注目。よく見るとレア度・ふれあい・警戒心・やさしさ・おおきさとのグラフが。出演者は「ねこに対しての愛情をすごく感じる。島のことも知れる」等とコメント。

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