広島特産のカキの養殖に欠かせないカキの幼生を採取する採苗が始まった。貝殻をカキ筏におろし、海中に吊るしていく。カキの幼生は海を2週間ほど漂い、0.3ミリほどに育つと岩や貝殻などに付着し、稚貝となる。1本のワイヤーには240枚のホタテの貝殻がつけられ、この日は約12万枚の貝殻を水深約50センチにつるした。3日から1週間ほどでホタテ貝殻1枚にカキの稚貝が100~150個ほど付着し、約2年かけて養殖し出荷する。
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