2025年1月9日放送 14:05 - 14:50 NHK総合

列島ニュース

出演者
高橋篤史 伊藤雄彦 北向敏幸 坂下恵理 中原真吾 竜田理史 武田健太 宮本真智 保田一成 塩崎実央 
(オープニング)
オープニング

オープニングの挨拶。

札幌局 昼のニュース
冬期運航前に安全点検

北海道運輸局と紋別海上保安部は流氷観光船は紋別市の紋別港で「ガリンコ号」2隻の点検を行っていて、救命胴衣・消火設備の確認を行うとともに安全確認の徹底を船長に呼びかけた。オホーツク海沿岸への流氷の到来は平年より少し遅れる見込みだが、17日~3月末までガリンコ号の運行は行われる予定。

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青森局 昼のニュース
獅子舞披露で受験生の合格祈願

弘前市の無形民俗文化財に指定されている獅子舞の保存会が地元の中学校で舞を披露し、受験を控えた生徒たちの合格を祈願した。弘前市相馬地区に伝わる「紙漉沢獅子舞」の保存会は、若い世代に受け継いでもらおうと3年前から地元の相馬中学校で舞を伝える活動を行っている。きょうは受験を控えた生徒たちを応援しようと、メンバー17人が中学校を訪れた。

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NHK青森放送局弘前市立相馬中学校紙漉沢獅子舞
広島局 昼のニュース
”寒造り”最盛期

呉市の酒造会社では、「寒造り」と呼ばれる冬の寒さを生かした酒づくりが最盛期を迎えている。「寒造り」は、気温が低く雑菌が繁殖しにくい冬場に行う酒づくりで、1年で最もおいしい酒ができるといわれている。杜氏・大名泰輔さんは伝統的な酒造りが無形文化遺産に認定されているので興味がなかった若い人や外国の方にもぜひ飲んでいただきたいと話している。

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NHK広島放送局NHK鳥取放送局伝統的酒造り呉市(広島)国際連合教育科学文化機関大吟醸
「世界バラ会議」をPR モザイクアート設置

今年5月に福山市で開かれる世界バラ会議をPRしようと、近畿大学付属広島中学校福山校の3年生148人が制作したモザイクアートがJR福山駅に設置された。廃棄予定のデニムの切れ端約5万5000枚を使用したのが特徴で制作には1ヶ月がかけられたという。

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鳥取局 昼のニュース
旅館組合オリジナル 日本酒の仕込み作業

境港市の酒造では米子市の旅館組合の組合員が旅館組合オリジナルの日本酒の仕込み作業が行われている。五百万石と言う名前の酒米を手でもみほぐし、水と麹などが入ったタンクに酒米を入れてかき混ぜている。できた日本酒は「海に降る雪 上代」と言う銘柄になり、1500本が宿泊客への提供や土産物として販売されるという。

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徳島局 昼のニュース
徳島市で「えびす祭」始まる

ことし1年の商売繁盛を祈願する「えびす祭」がきょうから徳島市の神社で始まり、大勢の参拝客でにぎわっている。徳島市通町にある事代主神社では、毎年1月9日から3日間、1年の商売繁盛を祈願する「えびす祭」が開かれ、地域の人からは「えべっさん」の愛称で親しまれている。訪れた人たちは、ささに福俵やたいの飾りをつけた「福ざさ」や、福をかき寄せるといわれている「熊手」などの縁起物を買い求めていた。

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NHK徳島放送局NHK松山放送局NHK福島放送局えびす祭り事代主神社通町(徳島)
「早掘りたけのこ」収穫進む

たけのこの生産が盛んな徳島県阿南市で量が少なく高値で取り引きされる「早掘りたけのこ」の収穫が行われている。古くからたけのこの生産が盛んな阿南市では、およそ350軒の農家が収穫していて、地元の農協からの出荷量は県全体のおよそ6割を占めている。このうち、阿南市椿町の農家小島勲さんはあわせて3ヘクタールほどの竹林で冬から出荷が始まる早掘りたけのこの収穫を進めている。阿南市は温暖な気候を生かして、全国の産地のなかでも早く収穫を始めるのが特徴で、冬場にとれる早掘りたけのこは流通量が少なく、主に関西の市場で高値で取り引きされるという。

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たけのこ椿町(徳島)
福島局 昼のニュース
無病息災願う伝統行事「鳥小屋」

「鳥小屋」と呼ばれる、竹とかやで作った大きな小屋に正月飾りを持ち寄って燃やす伝統の行事が昨夜、いわき市で行われた。いわき市の各地に伝わるこの「鳥小屋」の行事は1年間の無病息災を願うもので、住民が正月飾りを持ち寄って一緒に燃やす。昨夜、いわき市平の大國魂神社では、竹とかやで作った縦横4メートル、高さ3メートルの鳥小屋が設けられ、集まった住民らが小屋の中の囲炉裏を囲んで鍋や酒を楽しんだ。小屋を燃やした火で餅を焼いて食べるとその年はかぜをひかないという言い伝えがあり、集まった家族連れなどが香ばしく焼けた餅をおいしそうに食べていた。

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大國魂神社平(福島)
松山局 昼のニュース
西条で白ネギの収穫が最盛期

西条市では寒さの厳しくなるこの時期、鍋の具材などとして使われる白ネギの収穫が最盛期を迎えている。西条市は県内で白ネギの栽培が盛んな地域の1つで、このうち「JAえひめ未来あぐりセンター」の管内では23軒の農家が毎年、およそ50トンを出荷している。きょうも稲垣博樹さんの畑では朝から専用の機械を使って白ネギを土から刈り上げて次々に収穫していた。地元のJAによると、去年の梅雨に雨が多かったことと夏の暑さの影響で生育が遅れて一時収穫量が落ち込んだ為、管内の白ネギの価格は去年より3割程高くなっている。

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JAえひめ未来 あぐりセンター白ネギ西条市(愛媛)
列島 このあと天気
列島LIVE

鳥取砂丘の映像を紹介。砂丘にも雪が降っている。  

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鳥取砂丘
気象情報

全国の気象情報を伝えた。

列島リポート
障害者たちの避難所秘話

阪神・淡路大震災から間もなく30年、被災した障がいのある人やその家族、ボランティアたちが避難所でどのような集団生活を送ったのか記録した本「障害者たちの144日」がある。30年ぶりに増刷されることになった。当時、神戸市立垂水養護学校で半年近く一緒に生活したという。鞍本長利さんは避難所立ち上げの中心を担った。発災時、障がいがある2人の娘と暮らしていたという。自宅は全壊し、小学校に避難したが、障がいがある人たちには厳しい環境だったという。乾パンとおにぎりは配られたが、長女は流動食しか食べられないため、障がいのある人も避難できる場所が必要だと感じ、養護学校にかけあい、教室を避難所として運用し始めたという。日を追うごとに障がいをもつ仲間たちが増えていく。多い時には13人の障がいのある人が避難し、計400人のボランティアが全国から訪れたという。

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おにぎり乾パン神戸市立垂水養護学校阪神・淡路大震災障害者たちの144日 : 阪神・淡路大震災と集団避難生活

そこで避難生活を送った1人である山本さんには脳性麻痺がある。当時高校生だった山本さん。避難生活に不安を感じていたという。「全部手伝ってもらわないといけない。気を遣うタイプなので一番困っていた」と山本さんは話す。戸惑っていたのはボランティアも同じだった。ボランティアとして参加していた辻さんは友人に誘われボランティアとして参加したが、障がいのある人と接したことはほとんどなかったという。それでも被災後の困難な時期を一緒に過ごすことで支援する側・される側という垣根は次第に取り払われていった。避難所での生活に不安を感じていた山本さんもだんだんと楽しさを感じていく。避難所での生活を通して初めて会う人ともコミュニケーションがとれると自信がわいたという山本さん。現在は家族の元を離れ、ヘルパー派遣を利用しながら1人暮らしをしている。

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一方、震災のボランティアで障がいのある人と初めて生活した辻さん。避難所での体験がきっかけとなり、障害者を支援する仕事に今も携わっている。「ちょっと足を踏み出してやってみたら世界は広がる」などと話した。障がいがある人だけでなく、ボランティアにとっても大切な体験の場所となった垂水養護学校での避難生活。その舞台となった学校は閉校となり、校舎は取り壊された。本の編集をした鞍本さんは手記を読んでもらうことで改めて共に生きることの大切さに気づいてほしいと考えている。

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神戸市立垂水養護学校阪神・淡路大震災障害者たちの144日 : 阪神・淡路大震災と集団避難生活
障害者たちの避難所秘話 阪神・淡路大震災30年

リポートを受けてのスタジオトーク。支援する側もされる側も最初は戸惑いがあったと思うが、一緒にすり合わせることで温かい空間ができていて、山本さんにとっては自立ができるという気付きにもつながっていたなどと塩崎実央アナウンサーがコメント。手記は30年経ったからこそ年を追うごとに重みを増してくるのではないかと伊藤雄彦氏がコメント。これが福祉避難所の原型になったとも言われている。編集を担当した鞍本さんは今月18日に被災した障害者支援に関わってきた人たちと共にシンポジウムを開催。

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阪神・淡路大震災障害者たちの144日 : 阪神・淡路大震災と集団避難生活鞍本長利
日めくりカレンダー あの日の記録
明石康氏 UNTAC特別代表に

NHKのアーカイブス映像で1月9日の出来事をたどる。1992年1月9日、UNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)の最高責任者・国連事務総長特別代表に、明石康さんが任命された。明石さんは1957年に初の日本人国連職員となり、軍縮や世界各地の紛争調停などに携わってきた。その後選挙により新政府が樹立され、明石さんは1993年9月に大役を無事に果たしカンボジアを後にした。

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山口市で還暦祝う”熟年式”

平成24年1月9日、山口市の阿知須地区で還暦を迎える人たちの新たな門出を祝う“熟年式”が行われた。この催しは平成10年に市の社会福祉協議会が始めたもので、この年は50人が参加した。

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列島ぶらり旅
満喫!山里の”イチ推し”めぐり

今回はかつて伊勢参りの宿場町として栄えた奈良・御杖村を紹介。「御杖」という名前の由来となった杖は今も御杖神社で祀られているが非公開だという。杖にまつわる村だけに道の駅では「つえチュロス」などを販売している。漬物にされる名物の「ひの菜」はカブの仲間で霜が降りる寒さになると甘味が増すという。かつて小学校の木造校舎だった「みつえ体験交流館」では101mある廊下を使い、「ザ・雑巾ダッシュ!」というイベントも行っている。

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御杖村では今月18日から来月16日までの土日祝に「三峰山霧氷まつり」が予定されている。

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