- 出演者
- 土方康 田中洋行 小原茂 高瀬耕造 安田真一郎 坂下恵理 森下桂人 塩崎実央 福田裕大
オープニングの挨拶。
静岡市の商店街では、ことし1年の無病息災を願い地元の野菜を使った特製の七草がゆがふるまわれた。静岡市葵区の中心部にある七間町の町内会は、毎年1月7日に商店街を訪れる人たちにことし1年の無病息災を願って手作りの七草がゆを無料でふるまっている。午前中から婦人会のメンバーがおよそ200人分の出来たてのおかゆを用意した。商店街の一角には多くの人が行列を作っていて、カップに入った七草がゆが配られると次々と受け取って持ち帰ったり、その場で味わったりしていた。七草がゆは普通は「せり」や「なずな」など春の七草で作るが、町内会では市内の農家が育てた水菜やルッコラ、チンゲン菜など7種類の野菜を使っているという。
茶の生産が盛んな菊川市でことし初めての茶の手もみが行われ、農家の人たちがことし1年の茶業の振興を祈願した。菊川市役所で行われたことしの初揉み会には、地元の手もみ保存会の農家など9人が参加した。会場にはほい炉と呼ばれる茶葉を乾燥させる専用の台が3つ用意され、保存会の人たちが去年収穫された一番茶の葉を温めながら手でもんでいくと、辺りには独特の甘い香りが広がっていった。3時間ほどかけて1.5キロの手もみ茶が仕上がったということで、新春の縁起物として市内の100歳を迎えた高齢の方に贈られることになっている。菊川市茶業協会によると“去年は春先から暖かい日が続いたため茶の成長が早く生育の管理が大変だった”ということだが、品質のよい茶が出来たという。
正月七日のきょう、防府市の防府天満宮でことし1年の無病息災を願って春の七草を使った七草がゆが参拝者にふるまわれた。セリやナズナなど春の七草を使った七草がゆを1月7日に食べると1年を健康に過ごせるとされていることから、防府天満宮では、毎年1月7日の朝に七草がゆがふるまわれている。ことしも午前6時半ごろから七草がゆが用意され、神職が集まった100人以上の参拝者と一緒にことし1年の無病息災を願った。そのあと七草がゆがふるまわれ、境内で採れた梅の実で作った梅干しと一緒に温かいおかゆを味わった。
新年恒例の消防出初め式が光市で行われ、参加した消防団員が放水訓練などを行い防火や防災への決意を新たにした。光市で行われた新年恒例の消防出初め式には、市内で活動する消防団員およそ250人が参加した。まず式典が行われ、光市消防団の小西輝保団長が“災害は激甚化頻発化していて、これに対応するためには地域に密着している消防団の動員力や早期対応できる活動が不可欠だ”と訓示した。そのあと消防団員は近くの公園に移動して消防車両13台が並ぶ中を行進し、最後に島田川に向かって放水訓練を行った。光地区消防組合消防本部によると、去年1年間に光市内で起きた火災は23件と前の年から3件減ったが、高齢化などに伴い救急の出動件数が3064件と過去最多だったという。
高千穂町ではご当地検定「高千穂検定」が行われているが、小学生の合格者には町観光協会から合格証と「高千穂観光こども博士」の認定証が配られた。神話の残る地域であり文化などの知識を深めてもらい魅力を伝えてもらう試みとなっていて、3年前から小学生向けの初級編が導入されるとともに、昨年度からは小学校での検定に向けた授業も行われている。先月の検定には町内の小学生59人が合格し、5人が満点で合格した小学校もあったという。
プロ野球・中日に所属する柳裕也投手がふるさとの都城市で後輩2人とともに自主トレに励んでいて、ファンが練習を見守る様子も見られる。昨季は4勝5敗防御率3.76という成績に終わりチームも3年連続の最下位と厳しい結果だったが、柳投手は「いいニュースを届けられるように頑張りたい」と意気込んでいる。都城市では23日までトレーニングを行うという。
松江市では国宝松江城の近くで建設が進んでいる高層マンションを巡り、景観を損なうとして反対の動きが出るなど大きな問題となっている。これに関連して太陽光や風力発電などの再生可能エネルギーの設備でも景観を損なうおそれがあるほか、自然環境への影響も懸念されるとして、松江市は規制区域の設定などを盛り込んだ新たな条例を制定する方針を決めた。具体的には景観を損なうほか土砂災害のおそれがある場所を発電事業の禁止区域として設定することや、事業者に対し住民を対象にした事前説明会を開くことなどを盛り込む予定。そして条例に従わなかった場合、事業者に対して立ち入り調査や事業許可を取り消すことなどを検討しているという。松江市は条例案を取りまとめたうえで来月2月の定例議会に提出することにしている。松江市環境エネルギー課は“豊かな景観と再生可能エネルギーの共存を目指したい。条例を実効性のあるものにしていきたい”と述べている。
新学期が始まるのを前に出雲市で小学生が冬休みの課題の書き初めを行った。出雲市の四絡コミュニティセンターは毎年、新年に合わせて地元の小学生を対象に書き初め教室を開いていて、きょうは児童18人が参加した。書き初めはあすから始まる新学期に提出するという。
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- 出雲市(島根)四絡コミュニティセンター
徳島市にある鳴門教育大学附属中学校では、昭和26年から毎年新年に合わせて校長が揮ごうしたことしのことばの周りに生徒たちが筆で自分の名前を書く「揮ごう式」と呼ばれる行事が行われている。体育館で行われた式では、初めに大泉計校長がことしのことばに新しい知識を身に付け謙虚な言動ができる人間になるよう願いを込め「知崇礼卑」を選んだことを生徒たちに伝えた。生徒たちが揮ごうした字は掛軸として卒業式で飾られるという。
徳島県内で7年前から市民参加型のオペラ公演などを行ってきた東京の「さわかみオペラ芸術振興財団」がオペラハウスの構想を発表した。財団によるとイタリアの伝統的なオペラハウスをイメージし、座席数は1600席から1700席でオペラ公演のほか、市民の練習や音楽家の育成などに活用できるようにしたいという。財団によると建設費用として見込まれるおよそ300億円を寄付で募ることにしていて、県内の有志で作る別の財団を新たに立ち上げ、ことし4月ごろから本格的に寄付を募る活動を始めることにしている。具体的な建設場所は検討中だが、10年後の完成を目指していて、実現すれば全国で初めての本格的なオペラハウスになるという。
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- さわかみオペラ芸術振興財団徳島県東京都
佐賀県が20年以上かけて開発した高級柑橘「にじゅうまる」の収穫が今シーズンの最盛期を迎えている。にじゅうまるは、県がブランド化を目指して開発し4年前から出荷が始まった柑橘で、食べこたえがある大きさと豊かな甘み、ほのかな酸味があるのが特徴。主に県西部で栽培されている。猛暑の影響で栽培面積あたりの収穫量は減った一方、収穫面積は増え287トンの出荷が見込まれている。収穫されたにじゅうまるは甘さを増すためにいったん貯蔵して成熟させたあと、大きさや糖度、外観などの基準を満たしたものがことし3月上旬ごろに関東や関西、九州各地に出荷されるという。
埼玉県長瀞町の様子を中継。
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- 長瀞町(埼玉)
全国の気象情報を伝えた。
全国で結婚した人の数は戦後最も少なくなった生まれた子供の数も統計開始以来最も少なくなった。こうした中で岐阜県が始めた家庭留学という事業を紹介。結婚や育児の不安解消のために参加した大学生の沼田陸大。こども家庭庁の調査で自分が結婚しているイメージができないが2位。岐阜県子育て支援課・佐々木寿志係長は「インターネットで結婚や子育ての様々なイメージが飛び交っている中で、実際に皆さんの目で見ていただいてどうされるかご判断をいただきたい」とコメント。ライフデザイン教育と言われ力を入れる自治体も増えている。
昭和25年1月7日、聖徳太子の肖像が描かれた初めての千円札が登場した。インフレが進行し最高額の紙幣が100円札では不便なため千円札が発行された。この日、日銀や市中銀行などを通じて出回ったお札はおよそ250万枚。その後、偽札が作られるようになり昭和38年には伊藤博文が描かれた新千円札が登場した。平成16年からは野口英世に変わった。
毎年1月7日、祇園など京都の5つの花街で年の初めに舞妓などが芸事の精進を誓う始業式が行われる。式を締めくくるのは京舞井上流五世家元・井上八千代の祝いの舞。
北海道・知内町は800年の歴史を持つ知内温泉が名所として知られている。鎌倉幕府の命で砂金を求めてこの地を訪れた人々が発見した温泉となっていて、北海道最古の温泉として知られている。湯花が固まった独特の床も特徴となっているが、新たに開業した施設は道南杉がふんだんに使われ、サウナも温泉も楽しむことができ、体を温めて外気浴で涼むのもおすすめという。街を歩いていると激しい音が響くのも特徴で、音の鳴った方へ向かうとお菓子が作られているという。乾燥したマカロニを機械に投入して加熱していくことで作られているのだといい、10分ほどかかると爆発音とともに大きくなった。「ドンデマカロニ」と命名され新名物となることも期待されている。地元唯一のパン屋では米粉を使ったパンなどが使われ、黒豆入りのパンもここには並んでいる。
熊本のくまモンには今年も4500通もの年賀状が届いた。中には能登までくまモンが足を運んでくれたことに感謝する物も見られ、震災被害を受けた両県を繋ぐ姿も見られる。