- 出演者
- 小林孝司 橋爪秀範 吉田浩 一柳亜矢子 原大策 白鳥哲也 森花子 坂下恵理 山口瑛己 大村和輝 塩崎実央 油原さくら
オープニングで出演者が挨拶。
気象情報を報じた。
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株式や金などの先物取引を行う大阪取引所(大阪市中央区)で大発会が行われ、取引所や証券会社、大阪関西万博の関係者など約100人が参加。横山隆介社長があいさつ。博覧会協会・石毛博行事務総長が公式キャラクター「ミャクミャク」とともに2度鐘を打ち鳴らす「打鐘」、「大株締め」を行いこの一年の活発な取引を願った。横山隆介社長は「世界中の投資家が大阪に目を向ける、足を運んでくれる。大阪の企業とのマッチング、出会いをたくさん作れるような努力を行いたい」と話した。
大阪関西万博開幕まで3か月余。仕事始めのきょう、博覧会協会・石毛博行事務総長が大阪府咲洲庁舎で年頭のあいさつを行い「会場の建設や機運醸成、各国との関係づくりに至るまで数え切れないほどの準備を重ねてきたが最終段階だ」と述べ開幕に向けて準備の加速を呼びかけた。大阪関西万博は4月13日に開幕し、半年の会期中に2820万人の入場を見込んでいるが前売り券の販売は目標の半分程度にとどまっていて、開幕に向け展示や運営の準備を進めるとともにいかに関心を高められるかが課題となる。
年頭に東日本大震災で被害を受けた沿岸地域を訪問している達増知事はきょう宮古市などを訪れ復興の様子や地域の実情を視察。達増知事が宮古市魚市場を訪れ宮古漁港に水揚げされたマダラやホタテなどの競りの様子を視察。漁協の職員がサケやサンマなどが不漁になっている一方、イワシやサバなどの水揚げが増えている状況などを説明。達増知事は東日本大震災の発生からことしで14年になることについて「復興の歩みを確実に感じる。岩手県は復興を通じて県外や海外などと多くのつながりを持つことができたのでつながりを生かし地域の振興や心のケアなど必要な事業をしっかり進めていきたい」と述べた。このあと達増知事は三陸鉄道本社を訪れ石川義晃社長や社員、約50人を前にあいさつした。
陸前高田市で新春恒例の出初め式がきのう行われた。陸前高田市の消防出初め式は年始に団結して防災への心構えを新たにするため毎年行われているもの。きのうは式に先立ち各消防団の団員が市街地を流れる川の岸からポンプ車による一斉放水を披露。一斉放水が行われるのは15年ぶり。約300人の消防団員たちは地域の人たちが見守る中、中心市街地を約40台の消防車両とともに行進。出初め式には消防団員と市の消防職員約350人が出席。陸前高田市・佐々木拓市長があいさつ。陸前高田市消防本部消防長・菅野泰浩は「市民のために日頃から訓練を重ね、消防力の向上を目指して頑張りたい」など話した。
NHKのニュースサイト「NHK NEWS WEB」からおすすめの特集記事を紹介。パリ五輪陸上女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花は本格的に陸上を始める前、競泳やバドミントンにも取り組んでいた。主に子どものころに複数のスポーツに取り組むことを「マルチスポーツ」といい広がりを見せている。マルチスポーツを実践してきた中央大学水泳部・光永翔音。高校まで競泳に加え野球も並行して行っていた。大学からは全国優勝の実績もある競泳に専念。マルチスポーツの推進に国が本腰を入れている。スポーツ庁はメリットとして「身体機能の向上などのほか多様な指導者や仲間と出会うことで社会性や協調性を育むことにつながる」としている。新たな取り組みとしてサッカーや柔道など複数のスポーツを一度に体験できるイベントを開催、柔道のパリ五輪銀メダリスト・村尾三四郎が登場。小学生のころラグビーや相撲などにも取り組んだマルチスポーツ経験者で、「運動面以外にさまざまな考え方や交流を得られたことが最も大きい影響だった」と伝えた。専門家は費用がかかることやスポーツをやりすぎてけがをしてしまうことなどの課題も指摘。
輪島市役所で仕事始めの式が開かれ、坂口茂市長は訓示の中で去年の地震と豪雨災害を受け「明けない夜はない。被災者が自立できるようことしは積極的な施策に打って出る」と復興への決意を述べた。職員を代表して中前豊総務部長が「ことしはインフラの復旧や災害公営住宅の建設なども始まる。市民に夢を持ってもらえるよう一丸となって復興に取り組む」とあいさつした。
石川県は能登半島地震からの復旧復興を加速化させるため、かつて能登半島を大学生が3日間にわたってたすきをつないだ能登駅伝を復活させる方針を明らかにした。能登駅伝は能登半島が国定公園に指定されたことを記念して昭和43年から10年間開催され、富山県高岡市から石川県珠洲市や輪島市を通り金沢市までの26区間、約350kmを大学生が3日間にわたってたすきをつないだ。最後の開催から50年近く経過しているが石川県は「能登駅伝を復活させ被災地の復旧復興を加速化させるとともに、参加者と住民の交流を通して地域に活力をもたらすきっかけにしたい」としている。石川県によると陸上競技の関係者を対象に意見聴取をしたところ道路などの復旧や宿泊施設の確保などが指摘された。これを受けて新年度は駅伝の運営体制やコースの策定、準備委員会の設置などを行い数年後の開催を目指して準備を進める。馳知事は「能登の素晴らしさを国内外に発信するとともに復興の過程を知ってもらい、参加する学生が能登に関心を持ち続けるよう工夫をこらしながら記録より記憶に残る大会にしていきたい」と話した。
能登半島地震から1年。塩崎キャスターの報告。去年出会った中村和規夫さんと坂下敏子さんの2人を取材した。
先月、石川・輪島市西保地区の上大沢町を取材。中村和規夫さんは生まれも育ちも上大沢。2年前に仕事を引退し、この地で農業などをしながら暮らしてきた。20世帯45人いた住民は全員避難し、今は誰も住んでいない。去年1月の地震後、中村さんは集会所に寝泊りしながら農作業を再開させた。しかし住民たちが戻ってきた矢先に豪雨災害が起きた。米の収穫から2日後だったという。復興が遠のき、中村さんは上大沢での暮らしを諦めるべきかと考えたこともあったというが、海の景色を見て故郷に戻る気持ちを新たにしたという。
西保地区小池町には25世帯52人が暮らしていたが、今は住民全員が避難している。仮設住宅から坂下敏子さんが一時帰宅していた。敏子さんの暮らしを支えるのは孫・美香さんたち。仕事の合間をぬって月に数回、車で40分かけて仮設から自宅まで送り迎えをしている。小池町は電気や水道が復旧していない。どれだけ不便であっても敏子さんはここで暮らしたいと話す。敏子さんは夫と2人の息子に先立たれ、1人で坂下家の土地を守ってきた。敏子さんはこの土地を次の世代に繋いでいきたいと思っている。
敏子さんは体を動かすことが減り、体調が思わしくないとのこと。また長女が亡くなって敏子さんの子ども全員が亡くなってしまったといい、敏子さんは珍しく弱音を吐いていた。仮設住宅にいる中村和規夫さんは地元の食材を使って正月料理を作っていた。その足で輪島市内にある息子の家に向かった。中村さんは「上大沢で生きてきたから上大沢で生きていくことを望む」などと話した。敏子さんは元日に孫・美香さんと小池町で正月準備をしていた。敏子さんは「頑張って健康で畑仕事を綺麗にまわる。それが楽しみ」などと話した。
一柳キャスターは「中村さんも敏子さんも誰かのためという思いで頑張っていることを改めて感じた」などと話した。先月にNHKが仮設住宅の入居者を対象に行ったアンケートでは、将来住みたい場所について「被災前に住んでいた場所」が48%と最も多かった。塩崎キャスターは「故郷に戻るという選択肢を排除せず、地域の実情にあった復興を進めていくことが大切」などと話した。
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根室市の花咲市場では新年の初競りを前にけさ午前7時から式典が開かれ、漁業関係者など約100人がことし1年の大漁や航海の安全を祈願した。このあと初競りが行われ、地元でメンメと呼ばれるキチジや、マダラなどが次々と競り落とされた。競り落とされた魚は根室市を中心に出荷されるという。花咲港は去年、サンマの水揚げ量が6年ぶりに2万トンを超えて15年連続で全国一になり、漁業関係者からはことしの水揚げにも期待が高まっている。根室漁業協同組合・相川泰人専務理事のコメント。
窯元の仕事始めにあたる「初窯出し」は、ことし初めて窯から作品を取り出す作業。有田町にある人間国宝の十四代今泉今右衛門さんの窯ではけさ、窯の前に設けられた祭壇でことし1年の安全や商売繁盛を祈願した。このあと、窯の入り口をふさいでいたレンガを少しずつ崩して400点近くの作品が取り出されると、今右衛門さんが1つ1つ手に取って出来栄えを確かめていた。このうち、今右衛門さんが特に印象的な作品として挙げた「色絵薄墨墨はじき猪干支四季花文花瓶」は、全体に干支の十二支が描かれた幅約40センチの花瓶。この花瓶は、薪の窯でしか出せないというグレーの発色が特徴的で、「墨はじき」と呼ばれる墨で模様を描く技法が多く使われている。十四代今泉今右衛門さんのコメント。
県内の多くの小中学校ではきょう、始業式が行われて、新たな1年のスタートを切り、校舎内に子どもたちの元気な声が響き渡った。このうち、宜野湾市の大謝名小学校では3学期の始業式が行われ、体育館には全校児童約600人に加え、近くの幼稚園に通う園児約30人も集まった。始業式では、はじめに児童たちが元気いっぱいに校歌を斉唱した。児童代表・5年生の金城咲李さんが抱負を述べた。 玉寄誠校長は、発明王と呼ばれたエジソンの発光技術開発のエピソードを紹介し、努力の尊さを伝えたうえで「みんなの挑戦を全力で応援したい。いろいろなことに挑戦して頑張ってほしい」と呼びかけた。
沖縄気象台は那覇市の末吉公園にあり、開花の目安としているヒカンザクラの標本木できのう、5輪以上の花が咲いているのを確認、開花を観測したと発表した。気象台によると、きのうの那覇市の最高気温は3月下旬並みの22.5度で、ヒカンザクラの開花は平年より11日、去年より8日、それぞれ早く、全国で最も早いサクラの開花宣言となった。
奄美市にある県の大島支庁では地域の伝統工芸品への理解を深めようと毎年仕事始めに有志の職員たちが大島紬を着て出勤している。きょうは32人が大島紬に身をつつんだ姿で仕事に臨み着物の袖に気をつけながら資料を作成やコピー機で印刷したりしていた。そしてほかの職員たちとともに年始の記念撮影を行うと、職場が華やかな雰囲気に包まれていた。大島支庁・松藤啓介支庁長は、「奄振法の改正から2年目になるので、移住や転住、沖縄との連携に、今まで以上に取り組みたい」などと話した。
電子部品大手「京セラ」の薩摩川内市の工場では新年初めての出荷を祝う「初荷式」が行われた。初荷式は、午前10時ごろから始まり、工場長のほかそれぞれの部門の代表社員や運送会社の関係者など約30人が出席した。トラックのタイヤを酒で清め最後の製品が担当者から手渡しされて積み込まれたあと、万歳三唱をして安全な輸送と業務の発展を祈願した。トラックは4台あり国内外向けの半導体関連部品などが積まれていて、参加者の拍手に見送られながら出発していった。