陸前高田市で新春恒例の出初め式がきのう行われた。陸前高田市の消防出初め式は年始に団結して防災への心構えを新たにするため毎年行われているもの。きのうは式に先立ち各消防団の団員が市街地を流れる川の岸からポンプ車による一斉放水を披露。一斉放水が行われるのは15年ぶり。約300人の消防団員たちは地域の人たちが見守る中、中心市街地を約40台の消防車両とともに行進。出初め式には消防団員と市の消防職員約350人が出席。陸前高田市・佐々木拓市長があいさつ。陸前高田市消防本部消防長・菅野泰浩は「市民のために日頃から訓練を重ね、消防力の向上を目指して頑張りたい」など話した。