- 出演者
- 吾妻謙 吉岡大輔 伊藤雄彦 岡崎太希 森田哲意 坂下恵理 五十嵐椋 大村和輝 塩崎実央
七尾市の「のと里山里海ミュージアム」には被災した神社や家屋から運び出されたおよそ40点の文化財などが展示されている。この内、倒壊した金刀比羅神社の本殿から運び出された棟札には「文政十年御棟札 刃権現御社」などと書かれているのが確認できる。刀権現御社は金刀比羅神社の本殿のことで、かつて山岳信仰の霊場だった中能登町の石動山から移築されたことを証明するものだという。家屋から運びだされたという箱にはひな人形とともに、天神様の人形が収められていたということで、桃の節句に一緒に飾るこの地域の風習を紹介している。この企画展は9月30日まで開かれている。
江戸初期の古九谷を江戸後期に復活させた加賀の豪商・吉田屋が書いたとみられる古文書が発見された。加賀市の九谷焼窯跡展示館の田嶋正和館長がびょうぶの下張りに使われていた大量の古文書を入手し調査を進めていたところ、先月見つかった。古文書は江戸後期の1831年「吉田屋窯」で焼かれた25点の九谷焼について、大聖寺の有力商人あてに出した見積とみられる。古文書では丼状の「甲鉢」は現在の価格に換算し2万5000円ほどで販売されていたと記され、展示館は、当時から九谷焼が高級品とされていたと分析している。展示館によると、江戸時代後期の九谷焼の完成品の価格がわかる資料が見つかったのは初めてだという。見つかった古文書は、加賀市の九谷焼窯跡展示館できのうから常設展示されている。
およそ2000年前の地層で見つかった種が発芽したことから古代ハスとも呼ばれている「大賀ハス」が見頃を迎えている。津幡町舟橋にある池では先月下旬から開花し、今では100輪余りが鮮やかなピンク色の大きな花を咲かせている。池は無料で一般に公開されていて、訪れた人たちは花に近づいてじっくりと眺めたり、写真に収めたりして楽しんでいた。「大賀ハス」の花は日の出とともに開いて昼過ぎにしぼみ、翌朝にまた開くのを4日間繰り返して白っぽく変化しながら落ちるという。この池の「大賀ハス」は今月末まで楽しめる。
今年1月の能登半島地震で、上越市では津波から避難する車で渋滞が起きた一方、高齢者などが短時間に避難することが難しい地区が浮き彫りになるなど、避難のあり方が課題となっている。こうした中、上越市は海沿いにある直江津地区で避難の経路や方法について住民と話し合う検討会を開いていて、昨日は7つの町内会の防災担当者などが参加した。始めに市の担当者が、徒歩による避難を引き続き原則とする一方、高齢者や障害のある人など自力での避難が難しい人に限っては、車での避難も選択肢とする避難方針を説明した。この後それぞれの町内会ごとに非公開で話し合われ、市によると津波の避難計画作成に向けて議論した町内会や、避難場所を増やして経路を検討した町内会があったという。上越市の担当者は「行政と地域の人が一緒に話をして、より安全に命を守る避難行動を作り上げていく」などと話した。
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- 上越市令和6年能登半島地震直江津(新潟)
ひろしま夢ぷらざには「ザ広島ブランド」として認定されている110品のうち、27の商品が販売されている。去年認定された広島市安佐南区の食品会社が販売する「ぱりぱり広島菜」は広島菜の漬物にきゅうりを混ぜることでぱりぱりとした歯ごたえを楽しめるのが特徴。呉市にある老舗の蒲鉾店が作る魚の練り物を揚げた「がんす」は練り物の柔らかい食感とタマネギがふんだんに使われているのが特徴。この販売会は今月16日まで開かれている。
きのうは木谷小学校の5年生15人が、地元の人の船で東広島市安芸津町にある周囲200メートルほどの無人島「ホボロ島」に上陸した。子どもたちは島で自然学習を指導している古本さんから「ナナツバコツブムシ」という小さな虫が岩をかみ砕いて穴をあけ、もろくなった岩が波や風雨にさらされて崩れ、やがて島が姿を消すと言われていることを教わった。この後、子どもたちはスコップで巣穴を掘り、体長1センチ足らずの「ナナツバコツブムシ」の姿を確かめた。
“はつひめ”は果物王国・福島を代表する桃の収穫と出荷シーズンの到来を告げるわせの主力品種でけさ、福島市公設卸売市場で初競りが行われた。青果の仲卸業者が参加し、糖度12.5以上と特に品質が高い実が16個入った2つのケースが競りにかけられた。競りが始まると入札が相次いで一気に価格が上がり、最終的に1箱17万円で落札された。競りの会場には福島の果物の魅力を伝えるミスピーチ9人も訪れ、今年も出荷が始まった桃の美味しさをアピールしていた。JAによると今年の桃は、霜の被害など受けず、春に暖かい日が続いたため、生育が順調で甘くジューシーに仕上がっているという。福島県産の桃の出荷は今月下旬から来月上旬にピークを迎え、9月下旬ごろまで続く。
あわら市で梨を栽培する果樹園では実がつき始めるこの時期に成長に時間がかかる品種については実を害虫から守ったり、直射日光から保護するために袋をかける作業が行われる。今年は果物に被害を及ぼすカメムシが全国的に大量発生していることから、果樹園では固定する部分に隙間ができないよういつも以上に丁寧に作業を行っているという。この品種の袋かけ作業は今月中旬ごろまで続き、10月ごろに収穫予定だという。
敦賀市ではトラフグの養殖が盛んで、身が引き締まって味や食感が良い“敦賀ふぐ”として出荷されている。トラフグはほかのフグのひれなどをかんで、傷つけてしまうおそれがあることから、毎年この時期に稚魚の歯を抜く作業が行われている。今月下旬までにおよそ10万匹の歯を抜く予定だという。トラフグは1年半ほど育てた後、来年秋ごろに出荷される予定。
個別避難計画は高齢者や障害者など避難に支援が必要な人について自治体が具体的な避難方法や避難を支援する人などを決めておくもので、国は自治体に対して作成を求めている。県によると、県内の自治体の作成率はことし4月時点で平均で23.6%で、去年1月の時点から1.3ポイントの微増にとどまった。最も低かったのは那賀町で2人分の1.2%、次いで佐那河内村が1.5%、石井町が1.6%、阿南市が2.4%だった。那賀町や佐那河内村では職員が少ないことが作成が進まない原因のひとつだという。一方最も高かったのは神山町で対象の179人全員分の100%、次いで鳴門市で85.6%、上勝町で65.6%だった。上山町や鳴門市では支援の必要な人の情報を調べるため、地域の民生委員が協力していて、制度への理解を広げていくことが課題になっている。
阿南市サーフィン連盟が毎年、市内の小学校のプールで開いている教室が今年も行われた。平島小学校では5年生およそ50人が参加した。講師は阿南市出身のプロサーファーの武知実波さんが務めた。始めに子どもたちはサーフボードの上にうつ伏せになり両手で水をかいて進むパドリングに挑戦した。子どもたちは一人ずつボードに乗って、胸を張り目線や体の軸を真っ直ぐにすることに注意しながら練習した。またボードの上に立つテイクオフという動作では、最初は恐々と立ち上がり、バランスを崩す子もいたが、タイミング良く立ち上がれるようになると笑顔を見せていた。
町の中心部を東武東上線が駆け抜ける埼玉県小川町。都内へ行く電車の始発駅で池袋まで最短60分あまり。アクセスの良さが移住者をひきつけている。都内のIT企業に勤める男性もその魅力にひかれ、1年ほど前に移住した。町では帰りの電車でも確実に座れるよう支援している。全席指定の有料列車「TJライナー」。移住者には料金を月に20日分、3年間補助する。さらに町は駅から歩いて5分ほどの場所に、移住者を支援する施設を3年前に作った。およそ100年前に建てられた石造りの蔵を改修したコワーキングスペース。利用者はテレワークをしたり、互いに交流を深めたりしている。常連の岩崎勇樹さんに話を伺った。築50年の中古住宅を700万円で購入し、去年さいたま市から引っ越してきた。1歳〜中学生の子ども7人の9人家族。7DKの家で子どもを伸び伸びと育てたいと考えて、ここを選んだという。以前は介護施設でマネージャーをしていたが、現在は独立して企業の人事や経理などの業務などを請け負い、自宅で仕事をしている。その傍ら、週に2回は都内の福祉施設に出向いてリハビリの仕事もしている。休日になると小川町に帰ってくるありすさんを取材。東京・歌舞伎町でスナックを営んでいて、早朝まで働いた後は友人の家に泊まっている。しかし休みなると小川町の自然と人のぬくもりが恋しくなるという。ありすさんが住むのはシェアハウス。以前小川町に移住してスナックを開いたがその後都内に移転。それでも生活の拠点は小川町に置いている。シェアハウスの1階にある店では移住者などが集まって、定期的に交流イベントが開かれている。
NHKアーカイブス映像で7月4日の出来事を振り返る。昭和41年7月4日、政府は新東京国際空港の建設地を千葉県成田市三里塚にすることを閣議決定した。当時羽田空港は航空機の発着が増え続け、数年後に限界に達すると予測されていたたため新しい国際空港の建設が急がれていた。候補地には当初、茨城県の霞ヶ浦や千葉県の富里などが挙がったが、地元自治体や住民の反対を受け難航。急きょ建設規模を縮小し、国有地や県有地、戦後の開拓地からなる三里塚に決定した。これに対し地元の農民らが反発。反対同盟を結成し、建設に抵抗。学生や労働者も支援に加わりいわゆる「成田闘争」に発展した。建設は大幅に遅れ、昭和53年にようやく開港を迎えた。
昭和42年7月4日、首都高速道路の芝公園−霞が関間が開業し、都心の環状線が全線開通した。首都高で最初に開通したのは、東京オリンピックに向け建設された羽田と都心を結ぶ1号線など4路線。その後も建設が進み、皇居を中心に都心を回る環状線がこの日開業を迎えた。平成27年には都心環状線の外側を回る中央環状線も開通し、首都高速道路の総延長は現在320キロを超えている。
昭和62年7月4日、放送衛星を使った24時間放送がNHKの衛星第1テレビで始まった。衛星第1テレビは、それまで地上波の総合テレビの番組を放送していたが、ワールドニュースや大リーグなどのスポーツ中継、大型ドキュメンタリーや高品質の音楽番組などで編成された。この年の秋からは民放各局も地上波テレビの深夜放送を延長し、テレビは24時間放送時代に突入した。
きょうは新潟、群馬、栃木との県境にある福島・檜枝岐村。民宿を営む平野千代一さんが山の中の沢を案内する。平野さんは、村の食材として親しまれているハコネサンショウウオをくん製にしていて、サンショウウオは村の中でさらに加工されて名物になっている。「道の駅 尾瀬檜枝岐 山人家」では「サンショウウオドレッシング」を販売。ミニ尾瀬公園にあるカフェでは「サンショウウオジェラート」が楽しめる。
午後LIVE ニュースーンの番組宣伝。