“はつひめ”は果物王国・福島を代表する桃の収穫と出荷シーズンの到来を告げるわせの主力品種でけさ、福島市公設卸売市場で初競りが行われた。青果の仲卸業者が参加し、糖度12.5以上と特に品質が高い実が16個入った2つのケースが競りにかけられた。競りが始まると入札が相次いで一気に価格が上がり、最終的に1箱17万円で落札された。競りの会場には福島の果物の魅力を伝えるミスピーチ9人も訪れ、今年も出荷が始まった桃の美味しさをアピールしていた。JAによると今年の桃は、霜の被害など受けず、春に暖かい日が続いたため、生育が順調で甘くジューシーに仕上がっているという。福島県産の桃の出荷は今月下旬から来月上旬にピークを迎え、9月下旬ごろまで続く。