本日の食材は「サフラン」。世界最大の生産国イランでは露地栽培を行っている。竹田市ではサフラン栽培が始まった明治時代には露地栽培が行われていたが失敗をしてしまったという。そんなある日ある農家が栽培が遅れ蔵の中に保管していたところ球根が花を咲かせそこから光が入らない蔵などで栽培するようになったという。また竹田式サフラン栽培法ではあるメリットがあるという。めしべの黄色い色素「クロシン」は光にものすごく弱いため竹田式で行うことで薬効成分が高くなっている。竹田式では球根だけで花を咲かせるパワーがあり土に植えていない。花を咲かせた後は土に植えて育て掘り起こすと再び咲かす。また近くに大野川が流れており夜間湿度がほぼ100％のため水もいらないという。サフランが花を咲かせるのは10月中旬から11月の2週間ほどでゲストらが花を摘み取り体験を行った。
続いてサフランからめしべをとる。花からは3本のめしべがとれる。ピーク時には1日30箱分のめしべを収穫し4時間かけて乾燥させる。1g（めしべ約300本）で約1300円となり世界一効果なスパイスとも称される。サフランの効能として鎮痛作用や風邪の症状を抑える効果が期待できる。