次に向かったのは上野公園から徒歩5分の英多郎寿司。お店は35年以上営んでおり、大将が高校卒業後2年の修業を経て21歳で始め、1988年に英多郎寿司をオープンした。現在は約40席が連日埋まるほどの人気店だ。こだわりのある寿司だけに夜は1人料理で平均2万円だがお昼は海鮮丼や生バラちらしなどがお得に食べられる。常連客が食べるべきと口を揃えるのは夜と同じ高級なネタをお得に食べられる厳選にぎりで、魚を数日間寝かせて旨味を引き出す熟成寿司が激戦区を勝ち抜くヒミツだという。魚の種類によって熟成期間は異なるが35年で培った経験と腕前でより美味しいタイミングを見極めている。熟成したホシガレイは身が引き締まっているが柔らかく、余計な水分が抜けて歯応えのある食感になっているという。