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「大阪大学産業科学研究所」 のテレビ露出情報

開幕まで1年を切った大阪関西万博。前回1970年の大阪万博で話題となったのが、当時の三洋電機が出展した通称「人間洗濯機」。超音波で発生させた泡で体の汚れを落とすという画期的なものだった。大阪市内にあるメーカーのショールームで展示しているのは、開発中の人間洗濯機の実寸大モデル。来年の万博に出展することにしている。サイエンスホールディングスの会長・青山恭明さんは、10歳のときに現地で見た「人間洗濯機」に魅了され、今回“出展したい”と考えた。この会社の強みは、微細な泡を発生させる技術で、これを人間洗濯機に活用しようとしている。この会社が今、大阪大学と共に取り組んでいるのが、健康管理に役立つ機能の追加。入浴中の心拍数などを計測して、疲労度やストレスの状況を把握。来年の万博までに、こうした機能を「人間洗濯機」に搭載する計画。一方、人間洗濯機の発想を介護の現場に生かそうという動きもある。千葉・東庄町にある特別養護老人ホームで先月から試験的に導入された製品を紹介。ノズルからお湯と専用のボディーソープを体に噴き出してスポンジでこすり洗いするものだが、水を使っているのにベッドが濡れない。噴き出し口に仕掛けがあり、お湯を出すと同時に吸い取っている。この製品を開発した企業の社長・亀井隆平さんは、前回の大阪万博で「人間洗濯機」を出展した三洋電機の出身。体の汚れを楽に落とすという発想から、介護の現場に役立てたいと考えた。介護者の負担が大きい入浴の介助。この製品を使えば、ほとんどの入居者の体を1人で洗うことができる。
住所: 大阪府茨木市美穂ヶ丘8-1

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