2日目、被害状況は明らかになってきたものの救助の人員や装備不足に苦しめられた。空から一気に部隊を導入する作戦が行われた。自衛隊機で約360人が輪島・珠洲などに投入された。消防本部では奥能登の119番を集約するシステムがダウンし消防署員がメモ書きで対応するしかなかった。陸路では消防や自衛隊の小型車両が珠洲市内に到着。しかし大型車両はほぼ辿り着けず救助ができない人もいたという。2日午後には自衛隊船が金沢を出港したが海底の隆起などで奥能登の港に接岸することができず救助は思うように進まなかった。2日目まででのべ129件の救助・搬送が行われた。