千葉・船橋市にある小学校で放課後、練習を始めたのが地元小学生のバスケットボールチーム。女子のチームは32人。県大会で優勝する強豪チーム。チームを指導している教師の辻本修作さんは怒らない指導法を実践し、ほめることを大事にしているという。注意をする時は頭ごなしに怒るのではなく丁寧に説明する。辻本コーチは「楽しくやっているだけじゃ難しいところがある」と話した。辻本コーチは小学2年でバスケットボールと出会い、大学までバスケットをしていたが、その過程では体罰も受けるなど厳しい指導を受けていた。そのためか、コーチになったころは手を上げてしまうこともあったという。辻本コーチの意識を変えた出来事が2012年、大阪・桜宮高校でバスケットボール部の生徒が体罰を苦に自殺したこと。辻本コーチにさらなる変化をもたらしたのが2年前、JBA(日本バスケットボール協会)の公認B級コーチのライセンスを取得する際に学んだ「「怒らない指導法」だった。以降、子どもを萎縮させない指導を心がけてきた。その変化は保護者にも伝わっている。怒らない指導により子どもたちは自主性を得られるという。辻本コーチは「自分で伝えるよりは子どもに考えさせて、それで強くなって楽しくて結果が出るのが理想かなと思う」と話した。
