この日1件目は50年前に購入したオープンリールデッキの修理依頼。オープンリールは1950年代に普及したオーディオ機器で70年代のカセットデッキが登場するまで活躍。依頼人の宮城さんは20代の時に購入した思い出の品で最近まで仕舞っていたがこういうのが良いなと思って片付けしたら出てきて10年間修理先を探すも部品が無いなどで断られテレビで見た今井さんを訪ねた。今井さんはランプはつくがモーターが回る音がしないなど話し、中を見るとほぼ全ての部品がサビなどで固着していた。油をさして固着を取り、モーターは動くことを確認した。
ここから本格的な修理を始める。接触不良を起こしているスイッチについてこれまで直した経験があるが今回の折れやすいため失敗できない。部品を解体しサビ取りなどしコンデンサなどの交換をして動き出した。しかし今井さんはノイズが入っていると話し、スピーカーとデッキの接点を研磨しノイズの除去に成功した。修理費は点検費4000円、技術料76000円の計8万円となった。
ここから本格的な修理を始める。接触不良を起こしているスイッチについてこれまで直した経験があるが今回の折れやすいため失敗できない。部品を解体しサビ取りなどしコンデンサなどの交換をして動き出した。しかし今井さんはノイズが入っていると話し、スピーカーとデッキの接点を研磨しノイズの除去に成功した。修理費は点検費4000円、技術料76000円の計8万円となった。