来年4月の開幕に向け準備の順調さを英語でアピールした大阪府・吉村洋文知事。しかし海外パビリオンの建設は資材高騰などの影響で建設会社との契約が進まず、準備の遅れも指摘されている。万博協会は10月半ばまでにパビリオンの外装工事などを完了するよう各国に求めている。参加予定の161の国と地域の内、51の国が独自のデザインで建設できる「タイプA」を希望、しかし11の国では建設業者が未定。インドはヒマラヤ山脈をイメージしたパビリオンを建設する計画だったが断念する予定であることが明らかになった。参加国が独自のパビリオンを希望していても、このまま建設業者と契約を結ばないと建設が間に合わなくなる恐れが出ている。