去年1月、大阪・淀川の河口で見つかったマッコウクジラの「淀ちゃん」。発見から5日目に死に、市長が死骸を海に沈めると決定した。しかし今、その処理費用に問題があると指摘されている。大阪港湾局の職員から局長に「市の試算額を業者に合わせた8000万円に引き上げるべき」と進言があった。業者の言い値である8000万円で処理されたが、当初は約3800万円と試算されていた。進言した職員は「業者から『契約が進まない』と愚痴を聞いていた。『自分が交渉に入ったらスムーズだ』と局長に話した」と述べている。大阪市はこれが適切だったか19日から調査を始めている。