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二重価格の是非。兵庫県にある世界遺産・姫路城。美しい外観から白鷺城とも呼ばれている。2023年度の入場者数はおよそ148万人。そのうち3割が訪日外国人。訪日外国人に高い料金を設定する二重価格の案を6月に発表。さらにきょう、市民と市民以外の日本人でも、料金の差をつけることを市が検討していると一部メディアが報じた。取材に応じた姫路市・清元秀泰市長は海外の観光地では当たり前だと訴えた。例えば、インドのタージマハルでは外国人とインド人の入場料の差は、20倍以上。観光客が集まりすぎてしまうオーバーツーリズムへの対策でもある。さらにパリのルーブル美術館の入場料は22ユーロ、日本円で3500円ほどだが、EU諸国の26歳未満は無料になっている。ただ、日本国内では賛否。姫路商工会議所・齋木会頭は値上げには賛同しつつも「二重価格には、個人的にはあまり賛成はしていない」と発言。一方、大阪市・横山市長は「有効な手の1つと二重価格は検討すべき重要な要素だ」と述べた。国内の調査では、文化施設や自然保護区を念頭に二重価格に賛成する割合は7割となっている(Pontaリサーチ調べ)。そして姫路市の清元市長が訴えるのが二重価格で増える収入の使い途。地震など災害による被害を減らすため、姫路城では現在、石垣の整備を検討中。ただ、東京ドーム5個分の広さもあり莫大な費用がかかる見通し。また値上げする分、訪日客へのサービスの拡充も考えている。

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