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「天寿国曼荼羅繍帳」 のテレビ露出情報

明治時代になり太陽暦が日本で採用されるまでは太陰暦といって月の満ち欠けをもとに作られた暦が生活のもとになっていた。国宝・天寿国曼荼羅繍帳は7世紀に聖徳太子の妃により作られ、聖徳太子の冥福への祈りが込められている。この刺繍には日本最古の月にうさぎの意匠が描かれている。太陰暦とともに大陸から入ってきた文化だ。平安時代になり、月は物語の中で効果的に登場するようになった。
川瀬巴水は月を好んで描いた。巴水の月の作品には風景は逆光で描かれているという特徴がある。影といって光という意味を表すのは日本語の独特の美学だという。「笠岡之月」という作品はどこにも月が描かれていない。

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