巨大蛇行剣など国宝級の発見があった富雄丸山古墳での再調査開始から2か月、木棺を覆っていた粘土がきれいに取り除かれた。蓋は一部を残して腐ってなくなっていて、木棺の内部に土が入り込んだ状態となっていた。この土を慎重に掘り続けること3週間、木棺の中から2枚の鏡が見つかった。「三角縁神獣鏡」は文様がある面の縁が三角形をしていることがその名の由来で、神や霊獣などのデザインが施されている。邪馬台国の卑弥呼は、中国の魏から「銅鏡百枚」を授かったことが『魏志倭人伝』に書かれている。三角縁神獣鏡がこれにあたるという説もあり、「卑弥呼の鏡」とも言われている。当時鏡は権威の象徴とされていて、中でも三角縁神獣鏡は「謎の4世紀」を解明する鍵として重要視されている。発掘調査で周囲の土を取り除いていくと、3枚目の鏡が見つかった。
住所: 奈良県天理市守目堂町250
URL: http://www.sankokan.jp/
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